『九重紫』はどこで見れる?配信中サービスまとめ

2024年
九重紫 のアイキャッチ画像

『九重紫』はどこで見れる?配信サービス一覧

『九重紫』は2026年8月現在、Hulu で配信中です(各社の公式配信情報にもとづく。下表に配信開始日と出典を掲載)。

配信サービス配信状況出典
Netflix
Amazon Prime Video
Disney+
Hulu配信中 2026年8月6日〜公式 出典
U-NEXT

『九重紫』とは?作品の見どころ

「九重紫(きゅうじゅうし)」は、2026年8月6日よりHuluで配信が始まった中国発の全34話ドラマです。原題も『九重紫』、海外向けの英題は『Blossom』。2024年に中国の動画プラットフォーム・騰訊視頻(Tencent Video)で放送され、日本では2025年7月にCS衛星劇場で初放送されたのち、今回Huluの見放題作品として加わりました。原作は作家・吱吱(ジージー)による同名小説で、監督は曾慶傑(ツェン・チンジエ)が務めています。

物語の軸は、若くして母を亡くし、嫁いだ先でも夫に裏切られた竇昭(とうしょう)というヒロインが、前世の記憶を持ったまま母がまだ健在だった幼少期へと時を遡る「タイムリープ×お家騒動×政略結婚」のラブストーリーです。商才を武器に家の再興を図りながら、素性を隠した将軍・宋墨(そうぼく)との恋を育んでいく展開が見どころで、中国のレビューサイト・豆瓣(douban)でも7点台後半と高評価を集めています。全34話・1話あたり約45分というボリュームなので、配信開始を機にイッキ見を検討している方も多いはず。本記事では、視聴方法からあらすじ、キャスト、豆知識まで9つの切り口でまとめて紹介します。

『九重紫』を全話無料で見る方法

結論から言うと、「九重紫」は現時点でHuluの見放題対象作品として配信されており、Huluの月額プランに加入していれば追加課金なしで全34話を視聴できます。配信開始日は2026年8月6日で、初回配信時点からシーズン全話が一括で公開されているため、1話ずつ待つ必要はありません。

Huluは無料トライアル期間を設けている場合があります(実施有無や日数は時期により変動するため、契約前にHulu公式サイトの最新情報を確認するのが確実です)。すでにHuluを契約している方は、アプリまたはWebサイトのタイトル検索から「九重紫」と入力すればすぐに再生ページへたどり着けます。

なお本作は過去にCS衛星劇場で放送された実績があるため、CS放送やケーブルテレビの配信サービスでも視聴できる場合がありますが、追加契約や視聴料が発生することがあります。まずはHuluの見放題配信で視聴するのが最も手軽な方法です。視聴環境はテレビ・スマートフォン・PCのいずれにも対応しており、ダウンロード機能を使えばオフライン視聴もできます。配信終了日は本記事執筆時点では公表されていないため、気になる方はHulu公式サイトで配信期間を確認しておくと安心です。

あらすじ

物語は、名家の娘として生まれた竇昭(とうしょう)が、母を早くに亡くし、商才のない夫に代わって家業を切り盛りする日々を送るところから動き出します。しかしある日、異母妹と夫の密通、そして母の死にまつわる隠された真実を知ってしまう竇昭。絶望の中、家を離れた彼女は道中で定国軍の若き将軍・宋墨(そうぼく)と遭遇し、二人はともに刺客に襲われ致命傷を負います。

意識を失った竇昭が次に目を開けると、そこは母がまだ生きていた幼少期の世界でした。前世の記憶をすべて保持したまま時を遡った竇昭は、「今度こそ母を守り、家族を裏切り者たちの手から取り戻す」と決意します。前世で書き記していた「昭世録」の記憶を頼りに、商才を発揮して家の事業を立て直しながら、継母や異母妹の企みを一枚上手で退けていく竇昭。その過程で、身分を隠して竇家に近づいてきた将軍・宋墨との距離も徐々に縮まっていきます。

権謀術数の渦巻く名家のお家騒動と、二度目の人生でようやく巡り合う真実の愛が同時進行するのが本作の魅力です。過去を知る主人公が同じ過ちを繰り返すまいと奮闘する姿は、単なる恋愛ドラマにとどまらない骨太な人間ドラマとしても見応えがあります。

登場人物

本作の中心となるのは、時を超えて人生をやり直すヒロイン・竇昭と、彼女と運命的に結ばれる将軍・宋墨の2人です。

竇昭(とうしょう)は物語の主人公。前世では母を亡くし、頼りない夫に代わって家業を支えたものの、裏切りの末に命を落としました。二度目の人生では前世の記憶と経験を武器に、商才を発揮して家を立て直し、家族を陥れようとする継母や異母妹に立ち向かいます。冷静な判断力と行動力を兼ね備えた、いわゆる「やり直しヒロイン」の典型でありながら、母への愛情や過去のトラウマといった人間味も丁寧に描かれています。

宋墨(そうぼく)は定国軍の若き将軍で、伯父である定国公・蒋梅蓀に育てられ、実の父・宋宜春とは複雑な関係にあります。身分を隠して竇昭に近づき、次第に彼女の聡明さと芯の強さに惹かれていく役どころです。

竇昭の周辺には、友人であり商人階級出身の苗安素(びょうあんそ)、寺院で医術と天文学を学んだ紀詠(きえい)といった人物も登場し、物語に厚みを加えます。一方で竇昭の父・竇世英、継母・王映雪、異母妹・竇明、前世の夫・魏廷瑜らは、竇昭の運命を狂わせる側の人物として重要な役割を担います。

スタッフ・キャスト陣

主人公・竇昭を演じるのは、1995年生まれの女優・孟子義(モン・ズーイー)。中国のドラマや映画で活躍する実力派で、本作では前世の記憶を持つヒロインの芯の強さと繊細さを演じ分けています。

将軍・宋墨役は、1996年生まれの俳優・李昀鋭(リー・ユンルイ)が務めています。寡黙ながら情に厚い将軍役を演じ、日本のドラマファンからも「二人のカップリングが良い」といった声が上がっています。

竇昭の友人・苗安素役は孔雪児(コン・シュエアル)、紀詠役は夏之光(シア・ジーグアン)がそれぞれ演じています。脇を固めるキャストには、竇昭の父・竇世英役の姬晨牧、継母・王映雪役の張萌、異母妹・竇明役の李百恵らが名を連ねており、名家のお家騒動を描くうえで欠かせない存在感を放っています。

なお、本作は中国の動画配信大手・騰訊視頻(Tencent Video)のオリジナル作品として制作されており、撮影は中国最大級の撮影スタジオである横店影視城で行われました。時代劇らしい衣装や美術セットのクオリティの高さも、視聴者から評価されているポイントの一つです。

興行収入・話題

結論から言うと、「九重紫」はテレビドラマ(配信ドラマ)作品のため、映画のような興行収入という指標はありません。そのため、ここでは中国本国での評価指標と視聴データから、本作の反響の大きさを紹介します。

中国最大級のレビューサイト・豆瓣(douban)では、本作は7点台後半という高い評価を獲得しており、2024年に放送された時代劇の中でも「質感が高い」「脚本の完成度が高い」と評されることが多い作品です。権謀術数を描く「宅闘(家庭内の権力争い)」要素と恋愛要素のバランスが良く、後半に向けても大きく評価を落とさなかった点が高得点の要因として挙げられています。

日本国内でも、映画・ドラマレビューサイトのFilmarksで5点満点中4.1点前後という高評価を獲得しており、「脚本が良い」「テンポが良く一気見してしまった」といった感想が多数投稿されています。一方で、後半の展開のスピード感や主演俳優の演技については賛否が分かれる感想も見られ、視聴者の間で活発に語られている作品であることがうかがえます。全34話というボリュームにもかかわらず最後まで飽きずに見られたという声が多いのも、本作の評価の高さを裏付けていると言えるでしょう。

ネタバレ

※この項目には物語の結末に関わる内容が含まれます。まだ視聴していない方はご注意ください。

本作最大の見どころは、竇昭が前世の記憶を武器に、母の死や夫の裏切りといった悲劇を回避していく過程にあります。前世で書き記していた「昭世録」の情報を頼りに、竇昭は継母・王映雪や異母妹・竇明が仕掛ける策略を先回りして退けていきます。単に過去をなぞるのではなく、前世では知り得なかった真実(母の死の背後にいた人物や、周囲の人間関係の裏側)を新たに知ることで、竇昭自身の選択や人間関係も前世とは異なる形へと変化していくのが本作の巧みなところです。

宋墨との関係も、前世では出会うことのなかった相手であり、身分を隠した政略的な接近から始まりながら、竇昭の聡明さと強さに宋墨が惹かれていく過程が丁寧に描かれます。二人の恋愛は、単なるロマンスではなく、互いの過去の傷や家族との複雑な関係を乗り越えていく過程と重なっており、終盤にかけて竇家と宋家、さらには皇族である太子・慶王を巻き込んだ権力争いの決着とともに、竇昭がどのような形で自分の人生を取り戻すのかが物語のクライマックスとなります。時代劇らしい重厚な人間模様と、やり直しヒロインならではのカタルシスの両方を味わえる作りになっています。

トリビア

「九重紫」を楽しむうえで知っておきたい豆知識をいくつか紹介します。

まず、本作は中国の人気作家・吱吱(ジージー)による同名小説が原作です。宅闘(家庭内の権力争い)や政略結婚を題材にした作品を多く手がけてきた作家で、原作ファンの間でも本作の映像化は期待度が高かったといわれています。

英題は『Blossom』。「九重紫」というタイトルは、幾重にも重なる紫の花を意味しており、幾多の試練を乗り越えて再び咲き誇るヒロイン・竇昭の生き様を象徴していると解釈されています。

撮影は、中国最大級のロケ地として知られる横店影視城(浙江省)で行われました。多くの中国時代劇がここで撮影されており、本作でも精巧に再現された邸宅のセットや衣装が見どころの一つになっています。

主演の孟子義と李昀鋭は、本作が初共演となるコンビです。放送後、日本のファンの間でも「二人の相性が良い」「表情の演技が印象的」といった感想が多く見られました。

日本では2025年7月にCS衛星劇場で先行放送されており、Huluでの見放題配信は満を持しての登場となりました。中国では騰訊視頻(Tencent Video)で2024年に放送されており、全34話・1話あたり約45分というのが基本情報です。

撮影裏話

「九重紫」は、中国の動画配信大手・騰訊視頻(Tencent Video)のオリジナルドラマとして2024年に制作・放送されました。監督を務めたのは曾慶傑(ツェン・チンジエ)で、時代劇らしい重厚な画作りと、宅闘(家庭内の権力争い)劇にありがちな冗長さを排したテンポの良い展開が特徴として挙げられています。

原作は、中国の大手ネット文学プラットフォーム・閲文集団(Yuewen Group)に所属する作家・吱吱による同名小説です。吱吱は宅闘や政略結婚をテーマにした作品で人気を集めてきた作家で、原作小説はすでに中国国内で長く読み継がれてきたロングセラー作品でした。そのため映像化にあたっては、原作ファンの期待に応えられるかどうかが注目のポイントとなっていました。

撮影は中国最大級のロケ地・横店影視城で行われ、時代劇に欠かせない邸宅や街並みのセットが精巧に再現されています。主演の孟子義と李昀鋭をはじめとするキャスト陣の演技力に加え、光の使い方や画面構成といった映像美への評価も高く、中国のレビューサイトでは「近年の時代劇の中でも質感が高い」と評されました。

日本では2025年7月にCS衛星劇場で先行放送されたのち、2026年8月6日からHuluでの見放題配信が始まり、より多くの視聴者が気軽にアクセスできる環境が整いました。