『リコカツ』はどこで見れる?配信中サービスまとめ

『リコカツ』はどこで見れる?配信サービス一覧
『リコカツ』は2026年7月現在、Hulu で配信中です(各社の公式配信情報にもとづく。下表に配信開始日と出典を掲載)。
| 配信サービス | 配信状況 | 出典 |
|---|---|---|
| Netflix | − | − |
| Amazon Prime Video | − | − |
| Disney+ | − | − |
| Hulu | 配信中 2026年7月1日〜 | 公式 出典 |
| U-NEXT | − | − |
配信開始カレンダーで他の新作もチェック:
『リコカツ』とは?作品の見どころ
『リコカツ』は、2021年4月16日から6月18日までTBS系の金曜ドラマ枠で放送された日本のテレビドラマです。主演は北川景子と永山瑛太。タイトルの『リコカツ』とは、離婚に向けた活動、つまり『離婚活動』を略した造語で、結婚活動を意味する『婚活』のちょうど裏返しにあたる言葉として作品の核になっています。
物語の主人公は、ファッション雑誌の編集者として第一線で活躍する自由奔放な水口咲と、航空自衛隊の航空救難団に所属する生真面目なエース隊員・緒原紘一。まったく異なる価値観を持つ二人が、運命的な出会いをきっかけに交際ゼロ日でスピード結婚してしまうところから『リコカツ』は幕を開けます。
甘い新婚生活を期待していた二人ですが、生活習慣や結婚観の違いが次々と噴き出し、早々に大喧嘩へ。愛し合っているのにうまくいかない、そんなもどかしさを軸に、『リコカツ』は結婚とは何か、家族とは何かを問い直していきます。笑いと涙を織り交ぜたホームコメディでありながら、現代の夫婦が抱えるリアルな悩みを丁寧にすくい取った作品として、幅広い世代の共感を集めました。
『リコカツ』を全話無料で見る方法
『リコカツ』は、動画配信サービスのHuluで配信中です。Huluは月額の見放題プランに加入すれば、対象作品を追加料金なしで何度でも視聴できるサブスクリプション型のサービスで、『リコカツ』も全話を通して楽しめます。
金曜ドラマとして放送された『リコカツ』は全10話構成で、一話ごとに水口咲と緒原紘一の関係が揺れ動くため、続きが気になって一気に見たくなる展開が魅力です。Huluなら好きなタイミングで再生でき、見逃してしまった回や、もう一度じっくり味わいたい名場面も自分のペースで振り返れます。
スマートフォンやタブレット、パソコン、テレビの大画面など、さまざまな端末で視聴できるのも見放題配信の利点です。通勤や家事の合間にスマホで、休日には自宅のテレビでといった使い分けもしやすく、生活スタイルに合わせて『リコカツ』の世界に浸れます。
配信のラインナップや提供状況は時期によって変わることがあるため、視聴の際はHuluの公式サイトで最新の配信状況や料金プラン、無料トライアルの有無を確認したうえで、正規のサービスを通じて安心して楽しむことをおすすめします。
あらすじ
『リコカツ』の物語は、ファッション雑誌の優秀な編集者として働く水口咲が、ひょんなことから航空自衛隊員の緒原紘一と出会うところから始まります。仕事も遊びも全力で、自分の感覚を大切に生きる咲と、規律正しく実直に任務へ向き合う紘一。正反対の二人ですが、なぜか強く惹かれ合い、交際ゼロ日という異例のスピードで結婚に踏み切ります。
ところが、いざ一緒に暮らし始めると、価値観の違いが日常のあらゆる場面で顔を出します。食事や生活リズム、お金の使い方、そして結婚生活に何を求めるかという根本的な考え方まで、ことごとくすれ違ってしまう二人。ささいな行き違いが積み重なり、ついには新婚早々の大喧嘩へと発展し、咲は離婚を決意します。
こうして咲は、水面下で離婚に向けた活動、すなわち『リコカツ』を始めることになります。しかし、離婚へ動き出すほどに、かえって相手の不器用な優しさや、これまで見えていなかった一面に気づかされていくのが『リコカツ』の巧みなところです。
さらに、咲と紘一それぞれの家族もこの結婚と離婚騒動に深く関わり、二つの家庭の価値観がぶつかり合います。夫婦の問題は当人だけのものではなく、育ってきた環境や親の姿とも地続きであることが浮かび上がり、物語は単なる恋愛劇を超えた家族の群像劇へと広がっていきます。
登場人物
『リコカツ』の中心にいるのは、対照的な二人の主人公です。水口咲は、ファッション雑誌の編集者として活躍する自由奔放な女性。感性豊かで行動力があり、思ったことをはっきり口にする一方、結婚生活の中では相手に合わせることの難しさに直面していきます。
対する緒原紘一は、航空自衛隊の航空救難団に所属するエース隊員。人命救助の最前線に立つだけあって、生真面目で責任感が強く、何事にもきっちりと向き合う性格です。しかしその律儀さが、時に咲の自由な感覚とぶつかり、すれ違いの原因にもなります。愛情表現が不器用な紘一の姿は、『リコカツ』の切なさと温かさを同時に支えています。
この夫婦を取り巻くのが、両家の家族です。咲の実家である水口家と、紘一の実家である緒原家は、家風も価値観も大きく異なり、それぞれの親世代の考え方が二人の結婚生活に影を落としたり、逆に背中を押したりします。咲の父・武史、母・美土里、姉・楓、そして紘一の父・正、母・薫といった面々が、物語に厚みと笑い、そして人生の機微を加えていきます。
主人公二人だけでなく、家族一人ひとりがそれぞれの結婚観や後悔、願いを抱えて描かれるため、『リコカツ』は誰かしらに自分を重ねられる群像劇として楽しめます。
スタッフ・キャスト陣
『リコカツ』で主人公の水口咲を演じたのは、数々の話題作に主演してきた実力派の北川景子です。仕事に情熱を注ぎながらも、結婚生活の中で戸惑い揺れ動く咲を、コミカルな軽やかさと繊細な感情表現の両面で体現し、作品の魅力を大きく引き上げました。
夫の緒原紘一を演じたのは永山瑛太。自衛隊員としての凛とした佇まいと、家庭では不器用にしか愛情を示せない朴訥さを見事に演じ分け、生真面目さの奥にある優しさをにじませました。北川景子と永山瑛太、二人の掛け合いが生む空気感が『リコカツ』の見どころのひとつです。
脇を固める家族陣も豪華です。咲の父・水口武史役には佐野史郎が配されましたが、体調上の理由により降板し、以降は平田満が同役を引き継ぎました。咲の母・美土里役には三石琴乃、姉・楓役には平岩紙が出演しています。
一方、紘一の家族として、父・正役に酒向芳、母・薫役に宮崎美子といったベテランが顔をそろえ、両家それぞれの空気を巧みに描き出しました。主演二人を軸に、演技力のある俳優陣ががっちりと物語を支えることで、『リコカツ』は笑いと涙のバランスが取れた見応えのある群像ドラマに仕上がっています。
興行収入・話題
『リコカツ』はテレビドラマのため、映画のような興行収入という指標は存在しません。そこで作品の受け止められ方を示すのが、視聴率や配信での再生数、そして世間の話題性です。
『リコカツ』は放送期間を通じて安定した人気を保ち、最終回では世帯平均視聴率が9.1パーセント、個人視聴率が5.1パーセントを記録しました。ゴールデン帯の連続ドラマとして堅調な数字を残し、毎週の放送が注目を集めていたことがうかがえます。
さらに『リコカツ』の勢いを象徴するのが、見逃し配信での圧倒的な支持です。民放公式のテレビ配信ポータルにおいて、本作は番組別の再生回数で当時の歴代1位を記録するほどの反響を呼びました。リアルタイム視聴だけでなく、放送後に配信でまとめて楽しむ視聴者を数多く取り込んだことが、この記録に表れています。
また、米津玄師が本作のために書き下ろした主題歌『Pale Blue』も大きな話題となり、ドラマと音楽が相乗効果を生みました。北川景子と永山瑛太の演技、共感を呼ぶストーリー、そして印象的な主題歌という要素が重なり、『リコカツ』は放送当時のドラマシーンを代表するヒット作のひとつとして記憶されています。
ネタバレ
ここからは『リコカツ』の物語の核心に触れるため、結末を知りたくない方は注意してください。
『リコカツ』は、交際ゼロ日で結婚した水口咲と緒原紘一が、価値観の違いから離婚に向けた活動を始めるという展開で進みます。しかし本作の妙味は、離婚へ動き出すほどに、二人がかえって互いの本当の気持ちや大切さに気づいていく点にあります。すれ違いと歩み寄りを何度も繰り返しながら、二人は結婚とは何か、共に生きるとはどういうことかを手探りで学んでいきます。
物語では、咲と紘一だけでなく、両家の家族もそれぞれに問題や秘密を抱えていることが少しずつ明らかになります。親世代の夫婦のあり方が、主人公二人の選択にも影を落とし、家族全体が変化していく様子が丁寧に描かれます。離婚という言葉を軸にしながら、結果として家族の絆や再生を見つめ直す物語になっているのが『リコカツ』の大きな特徴です。
最終的に二人がどのような答えにたどり着くのかは、揺れ動く感情の積み重ねを見届けてこそ意味があります。ここで結末を断定的に明かすことは避けますが、離婚活動を通して二人が見出すものは、単純な別れでも安易な復縁でもない、当人たちなりの誠実な結論です。ぜひ本編で、咲と紘一が導き出す答えを見届けてください。
トリビア
『リコカツ』にまつわる豆知識として、まず挙げたいのがタイトルの由来です。『リコカツ』は『離婚活動』を略した造語で、婚活の対極にある発想を作品名に据えることで、結婚をゴールではなくスタートとして問い直す姿勢を打ち出しています。この着眼点そのものが、放送当時に新鮮な話題を呼びました。
もうひとつ広く知られているのが、主題歌にまつわる話です。『リコカツ』の主題歌には、米津玄師が本作のために書き下ろした楽曲『Pale Blue』が起用されました。数々のドラマ主題歌を手がけてきた米津玄師にとって、ラブストーリーへの書き下ろしという点でも注目を集め、ドラマの余韻を彩る切ないバラードとして高く評価されました。
また、主人公の夫・緒原紘一が航空自衛隊の航空救難団に所属するエース隊員という設定も、恋愛ドラマとしては珍しい題材です。人命救助という緊張感のある職業描写が、ホームコメディ的なやり取りと対比を生み、『リコカツ』ならではの独特な世界観を作り上げています。
さらに、放送は2021年の春クールにあたり、金曜夜の連続ドラマ枠で届けられました。北川景子と永山瑛太という組み合わせの新鮮さもあり、放送前から期待を集めていた作品でした。
撮影裏話
『リコカツ』の制作背景を見ていくと、本作がオリジナル脚本によるドラマである点がまず特徴として挙げられます。脚本を手がけたのは泉澤陽子で、既存の原作をなぞるのではなく、離婚活動という切り口を軸に、現代の夫婦や家族が抱える課題を独自の視点で描き出しました。原作に縛られない自由な構成だからこそ、笑いとシリアスを巧みに行き来する物語が実現しています。
演出面では、坪井敏雄をはじめとする複数の演出陣が回ごとに参加し、テンポの良いコメディ描写と、心情に寄り添うしっとりとした場面を織り交ぜながら、『リコカツ』全体のトーンを丁寧に作り上げました。夫婦のすれ違いを重くなりすぎず、それでいて軽薄にもならない絶妙なバランスで見せる演出は、本作の完成度を支える大きな要素です。
キャスティングの面では、放送途中に咲の父・武史役を務めていた佐野史郎が体調上の理由で降板し、平田満が役を引き継ぐという出来事もありました。制作陣が作品を止めることなく物語を届け続けた点も、『リコカツ』の舞台裏を語るうえで欠かせないエピソードです。
主演の北川景子と永山瑛太を中心に、ベテラン俳優陣、書き下ろしの主題歌、そしてオリジナル脚本という要素が噛み合い、『リコカツ』は一過性で終わらない、多くの視聴者の記憶に残る一作となりました。


