『ウルトラマンA』はどこで見れる?配信中サービスまとめ

1972年
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『ウルトラマンA』はどこで見れる?配信サービス一覧

『ウルトラマンA』は2026年7月現在、U-NEXT で配信中です(各社の公式配信情報にもとづく。下表に配信開始日と出典を掲載)。

配信サービス配信状況出典
Netflix
Amazon Prime Video
Disney+
Hulu
U-NEXT配信中 2026年7月1日〜公式 出典

『ウルトラマンA』とは?作品の見どころ

『ウルトラマンA』(エース)は、1972年4月7日から1973年3月30日までTBS系で全52話が放送された、円谷プロダクション制作の特撮テレビシリーズです。『ウルトラマン』『ウルトラセブン』『帰ってきたウルトラマン』に続くウルトラシリーズの一作で、主人公はウルトラ兄弟の5番目にあたるウルトラマンA。本作最大の特徴は、男性の北斗星司と女性の南夕子という二人の主人公が『合体変身』するという、シリーズ史上でも異色の設定です。さらに敵も従来の怪獣ではなく、異次元世界に君臨するヤプールが生み出す生物兵器『超獣』へとスケールアップ。怪獣を超える存在として描かれる超獣たちの奇抜なデザインと強さは、放送当時の子どもたちに強烈な印象を残しました。ウルトラの父の初登場、エースキラーとの死闘、そして最終回でエースが子どもたちに残した『優しさを失わないでくれ』という名台詞など、シリーズの歴史に刻まれる名場面を多数生んだ作品でもあります。2026年7月1日からはHDリマスター版がU-NEXTで配信開始となり、当時の映像を美しい画質で見返せる絶好の機会が訪れています。昭和特撮の熱量と、今なお色あせないメッセージ性をあわせ持つ本作を、この機会にぜひ体験してみてください。

『ウルトラマンA』を全話無料で見る方法

『ウルトラマンA』は、2026年7月1日よりU-NEXTでHDリマスター版の配信が始まっており、全52話を見放題で視聴できます。U-NEXTは月額制の動画配信サービスで、見放題対象作品であれば追加料金なしで何話でも視聴可能です。ウルトラシリーズは各話約30分なので、通勤・通学のすきま時間に1話ずつ楽しむのにも向いていますし、週末にまとめて超獣との戦いを追いかける一気見スタイルにも適しています。U-NEXTには初回登録者向けの無料トライアル期間が用意されており、期間中は見放題作品を料金なしで試すことができます。トライアルの適用条件や期間、月額料金などの詳細は変更される場合があるため、登録前に必ずU-NEXT公式サイトで最新情報を確認してください。また、配信ラインナップは時期によって入れ替わる可能性があるので、視聴を検討している方は配信状況もあわせて公式サイトでチェックしておくと安心です。ウルトラシリーズは他の作品も配信されていることが多く、『帰ってきたウルトラマン』から『ウルトラマンタロウ』へと続く昭和第2期シリーズの流れを順番に追う視聴方法もおすすめです。正規の配信サービスで視聴することは、作品を生み出した制作会社への応援にもつながります。HDリマスターの鮮明な画質で、1972年の特撮技術の粋をじっくり味わってみてください。

あらすじ

『ウルトラマンA』の物語は、異次元世界からの侵略者ヤプールの出現から始まります。ヤプールは怪獣を超える生物兵器『超獣』を次々と地球に送り込み、人類への侵略を開始。最初の超獣ベロクロンの襲撃により、パン屋の運転手だった青年・北斗星司と、看護婦の南夕子は命を落としかけますが、M78星雲から派遣されたウルトラ兄弟の5番目・ウルトラマンAが二人に自らの命と力を授けます。こうして二人はウルトラリングを与えられ、左右のリングを合わせる『ウルトラタッチ』によってウルトラマンAへと合体変身する使命を背負うことになりました。二人は超獣攻撃隊TAC(タック)の隊員として、竜五郎隊長のもとで超獣たちと戦いながら、正体を隠して任務に励みます。ヤプールは正面からの侵略だけでなく、人間の心の弱さや悪意につけ込む狡猾な作戦を繰り返し、物語には単なる勧善懲悪にとどまらない苦味と深みが加えられていきます。やがてウルトラ5兄弟がヒッポリト星人によってブロンズ像に変えられる絶体絶命の危機や、南夕子との別れ、北斗の単独変身への移行など、物語は大きな転換点を迎えながら最終回へ。エースが地球を去る際に子どもたちへ語りかける言葉は、半世紀を経た今も語り継がれる名場面となっています。

登場人物

『ウルトラマンA』の主人公・北斗星司は、正義感が強く行動力にあふれた青年です。時に猪突猛進なところもありますが、弱い者を放っておけない優しさを持ち、その熱さが物語を牽引します。もう一人の主人公・南夕子は、冷静で芯の強い女性隊員。北斗と対になる存在として描かれ、二人が心を通わせ左右のウルトラリングを合わせることで初めてウルトラマンAへの変身が成立します。この『男女が力を合わせなければ変身できない』という設定は、シリーズの中でも際立った新機軸でした。ウルトラマンA自身は、ウルトラ兄弟の5番目として登場し、バーチカルギロチンをはじめとする多彩な光線技・切断技を持つ技のデパートとも呼ばれる戦士です。二人が所属する超獣攻撃隊TACを率いるのは竜五郎隊長。冷静沈着で決断力に優れ、時に厳しく時に父親のような温かさで隊員たちを導く存在として描かれます。そして本作の敵として君臨するのが、異次元人ヤプールです。姿の見えない不気味な存在として暗躍し、怪獣を超える生物兵器・超獣を送り込み続けます。ベロクロンやバキシムといった超獣たち、ウルトラ5兄弟を追い詰めたヒッポリト星人、エースを苦しめたエースキラーなど、強敵たちの個性も本作の大きな魅力となっています。

スタッフ・キャスト陣

『ウルトラマンA』で北斗星司を演じたのは高峰圭二です。熱血漢でありながらどこか愛嬌のある北斗像を体当たりで演じ、変身ヒーローものの主役として1年間シリーズを支えました。南夕子を演じたのは星光子。凛とした佇まいと芯の強さを感じさせる演技で、シリーズ初の『変身する女性主人公』という難役を印象深く体現しました。男女合体変身という前例のない設定は、この二人の絶妙な組み合わせがあってこそ成立したと言えるでしょう。星光子は後年のインタビューでも本作への思いを語っており、第28話での降板が本人にも直前まで知らされていなかったというエピソードは、ファンの間でもよく知られています。TACの竜五郎隊長を演じたのは瑳川哲朗。時代劇などでも活躍した重厚な存在感で、隊員たちを束ねる父親的なリーダー像を作り上げ、シリーズ屈指の名隊長として今も高い人気を誇ります。TACには他にも沖田駿一、山本正明らが隊員役として出演し、チームドラマとしての厚みを支えました。また、ウルトラシリーズの常連スーツアクターや、円谷プロ作品を支えた声優陣の仕事も見どころです。昭和第2期ウルトラシリーズの熱気を担った俳優たちの若き日の姿を、HDリマスターの鮮明な映像で確認できるのも、今回の配信の楽しみのひとつです。

興行収入・話題

『ウルトラマンA』はテレビシリーズとして放送された作品であるため、映画のような興行収入という指標は存在しません。そこでここでは、放送当時の受け止められ方と後年の評価について紹介します。本作は1972年4月から1973年3月まで、TBS系の金曜19時枠で全52話が放送されました。第2次怪獣ブームの真っ只中に登場した作品で、超獣ソフビ人形や関連玩具、雑誌グラビアなどの展開も活発に行われ、子どもたちの人気を集めました。一方で、男女合体変身という意欲的な設定は、シリーズ途中で南夕子が物語から退場し北斗の単独変身へと切り替わるなど、路線変更を経験しています。この変更の背景には視聴率をめぐる事情もあったと語られており、当時のテレビ番組づくりの試行錯誤がうかがえます。しかし後年になると、本作の評価は大きく高まりました。異次元人ヤプールの底知れぬ不気味さ、人間の心の闇を突く作劇、そして最終回の『優しさを失わないでくれ』というメッセージは、大人になって見返したファンから再評価され、シリーズ全体の中でも特別な位置を占める作品として語られるようになっています。ヤプールや超獣という概念は後のウルトラシリーズにもたびたび登場しており、本作が残した遺産の大きさを物語っています。

ネタバレ

ここからは『ウルトラマンA』の重大なネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。本作最大の衝撃は、第28話『さようなら夕子よ、月の妹よ』で訪れます。南夕子が実は月星人であったことが明かされ、宿敵ルナチクスを倒した彼女は、自らのウルトラリングを北斗に託して仲間の待つ場所へと旅立っていくのです。以降、ウルトラマンAへの変身は北斗が両手のリングを合わせる単独変身へと変わり、物語の雰囲気も大きく転換します。また第26話・第27話では、ヒッポリト星人によってエースを含むウルトラ5兄弟が全員ブロンズ像に変えられるという絶体絶命の展開が描かれます。この危機に駆けつけたのが、初登場となるウルトラの父でした。ウルトラの父は長旅の疲労もあってヒッポリト星人との戦いで力尽きますが、最後の力でエースを復活させ、逆転への道を開きます。そして最終回第52話『明日のエースは君だ』では、超獣ジャンボキングとの最後の戦いの末、北斗は自らの正体を明かし、エースは地球を去ります。その際に子どもたちへ残した『優しさを失わないでくれ。弱い者をいたわり、互いに助け合い、どこの国の人とも友達になろうとする気持ちを失わないでくれ』という言葉は、シリーズ全体を代表する名台詞として、放送から半世紀を超えた今も語り継がれています。

トリビア

『ウルトラマンA』には知っておくと視聴がより楽しくなる豆知識が数多くあります。まず、本作はウルトラシリーズで『ウルトラ兄弟』という設定を本格的に打ち出した作品のひとつであり、ゾフィー、ウルトラマン、ウルトラセブン、帰ってきたウルトラマン(ジャック)に続く5番目の弟としてエースが位置づけられました。第27話『奇跡! ウルトラの父』では、その名の通りウルトラの父が初登場。ウルトラファミリーという世界観の拡張は、後の『ウルトラマンタロウ』へと受け継がれていきます。敵役のヤプールが生み出す『超獣』は、怪獣より強い存在という触れ込みで、機械と生物を融合させたような禍々しいデザインが特徴です。第1話に登場するベロクロンや、ミサイルを撃ちまくるバキシムなど、超獣たちは今も根強い人気を誇り、後年のシリーズにもリメイクされて登場しています。また、エースの必殺技バーチカルギロチンをはじめとする切断技の多彩さから、エースは技の豊富な戦士として知られ、後の客演作品でもその実力が描かれてきました。ヤプール自体も『ウルトラマンメビウス』など後年の作品に繰り返し登場する宿敵となっており、本作で生まれた設定がシリーズの財産になっていることがわかります。男女合体変身という設定も含め、挑戦的なアイデアの宝庫と言える一作です。

撮影裏話

『ウルトラマンA』の制作背景には、昭和第2期ウルトラシリーズならではの試行錯誤がありました。男女合体変身という斬新な設定は、シリーズに新機軸を打ち込もうとする企画意図から生まれたもので、脚本家・市川森一が中心となって物語の骨格が作られたと語られています。しかし市川がシリーズ途中でメインライターの立場を離れると、男女合体変身という設定の扱いは難しくなり、第28話で南夕子が物語から去る展開へとつながりました。この降板劇は、演じた星光子本人も台本を読むまで知らされていなかったと後年語られており、視聴率をめぐる当時の事情を感じ取っていたという証言も残っています。後半は石堂淑朗ら別の脚本家陣が物語を支え、民話的・土俗的なモチーフを取り入れたエピソードが増えるなど、前半と後半で作風の変化を楽しめるのも本作の特徴です。特撮面では、異次元というテーマを表現するための歪んだ映像処理や、超獣の大胆な造形など、円谷プロの技術陣による意欲的な挑戦が随所に見られます。金曜19時という放送枠で1年間、全52話を作り続けた現場の熱量は、HDリマスター版の鮮明な映像からも十分に伝わってくるはずです。挑戦と路線変更の痕跡までも含めて、テレビ特撮の歴史を刻んだ作品として、じっくり味わってほしい一作です。