『ウルトラセブン』はどこで見れる?配信中サービスまとめ

『ウルトラセブン』はどこで見れる?配信サービス一覧
『ウルトラセブン』は2026年7月現在、U-NEXT で配信中です(各社の公式配信情報にもとづく。下表に配信開始日と出典を掲載)。
| 配信サービス | 配信状況 | 出典 |
|---|---|---|
| Netflix | − | − |
| Amazon Prime Video | − | − |
| Disney+ | − | − |
| Hulu | − | − |
| U-NEXT | 配信中 2026年7月1日〜 | 公式 出典 |
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『ウルトラセブン』とは?作品の見どころ
『ウルトラセブン』は、1967年10月1日から1968年9月8日までTBS系の日曜19時枠「タケダアワー」で放送された、円谷プロダクション・TBS制作の特撮テレビドラマです。前作『ウルトラマン』の大ヒットを受けて生まれた作品ですが、単なる続編ではなく、「宇宙からの侵略」というテーマを正面から掲げた本格SFドラマとして企画されました。地球防衛軍の精鋭部隊ウルトラ警備隊に所属する謎の青年モロボシ・ダンが、実はM78星雲からやって来た恒点観測員340号=ウルトラセブンであり、次々と地球に迫る宇宙人の侵略に立ち向かう姿を描きます。放送から半世紀以上を経てもなお、特撮ファンの間で「ウルトラシリーズ最高傑作」との呼び声が絶えない本作。子ども向け番組の枠を超えた社会性のあるドラマ、洗練されたメカニックデザイン、冬木透による格調高い音楽など、あらゆる面で後世の作品に影響を与え続けています。2026年7月1日からはU-NEXTでHDリマスター版の配信が始まり、鮮明な映像で名作を見直せる絶好の機会が訪れました。本記事では『ウルトラセブン』のあらすじ、登場人物、キャスト、視聴率と評価、そして有名な第12話欠番の経緯まで、視聴前に知っておきたい情報をまとめて紹介します。
『ウルトラセブン』を全話無料で見る方法
『ウルトラセブン』は、2026年7月1日よりU-NEXTでHDリマスター版が配信されています。U-NEXTは月額制の動画配信サービスで、見放題対象作品であれば追加料金なしで全話を視聴できます。1967年放送の作品をきれいな映像で、しかも自分のペースで一気に見られるのは配信ならではの利点です。U-NEXTには初めて登録する方向けの無料トライアル期間が用意されており、期間中に解約すれば料金はかかりません。トライアルの条件や見放題対象かどうかは時期により変わる場合があるため、登録前に必ずU-NEXT公式サイトで最新の配信状況と料金体系を確認してください。『ウルトラセブン』は全49話のうち第12話が欠番となっているため、配信でも実質48話構成での提供となります。1話約30分なので、週末にまとめて数話ずつ見進めるのにもちょうどよい長さです。また、U-NEXTではウルトラシリーズの他作品が配信されていることもあり、『ウルトラマン』から順に見て円谷特撮の歴史をたどる楽しみ方もできます。動画配信サービスを利用する際は、必ず公式のサービスを利用しましょう。非正規のアップロード動画は画質・安全性の面で問題があるだけでなく、権利者に対価が還元されません。正規のサービスで視聴することが、こうした名作を未来へ残すことにつながります。
あらすじ
『ウルトラセブン』の物語は、人類が宇宙開発を進め、それに伴い地球が宇宙人たちの侵略の標的となった近未来を舞台に始まります。地球防衛軍の極東基地には、侵略者と戦う精鋭チーム、ウルトラ警備隊が組織されていました。ある日、キリヤマ隊長率いるウルトラ警備隊の前に、モロボシ・ダンと名乗る素性不明の青年が現れます。彼の正体は、M78星雲からやって来た恒点観測員340号。地球を愛するがゆえに人間の姿となり、ウルトラ警備隊の一員として戦うことを選んだ宇宙人でした。ダンはウルトラアイと呼ばれる変身アイテムでウルトラセブンへと姿を変え、ウルトラホークなどの防衛メカと連携しながら、知略を尽くして侵略者たちを迎え撃ちます。本作の侵略者は、力任せに暴れる怪獣ではなく、明確な目的と知性を持つ宇宙人が中心です。人間の信頼関係を壊そうとする者、地球人の側の傲慢さを映し出す者など、その侵略の手口は多彩で、単純な勧善懲悪では割り切れないエピソードが数多く存在します。物語の終盤、度重なる戦いでダンの体は限界を迎え、最終回「史上最大の侵略」では、ゴース星人の地球侵攻という最大の危機の中、ダンがある人物に自らの正体を告げる名場面が待っています。侵略と防衛、異星人と地球人の相互理解という重いテーマを、30分番組の中で描き切った物語です。
登場人物
『ウルトラセブン』の主人公は、M78星雲の恒点観測員340号が地球人の姿をとったモロボシ・ダンです。冒険家・薩摩次郎の勇敢な姿に感銘を受けて彼をモデルに人間体を得たという設定で、穏やかで礼儀正しい青年ながら、地球と人間を守るためには命を懸けて戦います。変身アイテムのウルトラアイを装着することでウルトラセブンとなり、額のビーム、腕から放つワイドショット、そして頭部の武器アイスラッガーを駆使して侵略者と戦います。ダンが所属するウルトラ警備隊は、地球防衛軍極東基地の精鋭6名で構成される部隊です。統率力と決断力に優れたキリヤマ隊長、力自慢で人情味あふれるフルハシ隊員、射撃の名手ソガ隊員、分析と作戦立案を担う理論派のアマギ隊員、そして紅一点の友里アンヌ隊員。アンヌは隊の通信や医療を担当し、ダンの最も近くで彼を支える存在として、物語の情感を深く担っています。また、セブンが変身できない状況で活躍するカプセル怪獣、ミクラス・ウインダム・アギラの存在も本作ならではの魅力です。ダンがカプセルから放つこれらの怪獣は、力及ばず敗れることも多いものの、主人公の窮地を救う頼れる仲間として人気を集めました。メカニック面では、3機に分離合体する万能戦闘機ウルトラホーク1号や地底戦車マグマライザー、高性能車両ポインターなどが登場し、防衛チームものとしての厚みを支えています。
スタッフ・キャスト陣
『ウルトラセブン』で主人公モロボシ・ダンを演じたのは森次晃嗣です。端正な顔立ちと誠実な佇まいでダンを体現し、本作によって特撮史に名を残すスターとなりました。放送終了後も長年にわたりウルトラセブン関連の作品やイベントに関わり続け、ダン役は森次晃嗣の代名詞であり続けています。友里アンヌ隊員を演じたひし美ゆり子は、明るく芯の強いアンヌ像を作り上げ、最終回でダンの告白を受け止める場面の演技とともに、放送から半世紀を超えてもファンに愛される存在です。ダンとアンヌのコンビは、日本の特撮ドラマ史上屈指の名コンビとして語り継がれています。キリヤマ隊長を演じた中山昭二は、重厚な存在感で部隊の背骨となり、フルハシ隊員役の毒蝮三太夫(当時は石井伊吉名義)は前作『ウルトラマン』のアラシ隊員に続く出演で、ユーモアと人間味を担いました。ソガ隊員は阿知波信介、アマギ隊員は前作でウルトラマンのスーツアクターを務めた古谷敏が演じており、シリーズの縁がキャスティングにも息づいています。また、ウルトラセブンの声とスーツアクターを担った上西弘次をはじめ、画面に映らない部分を支えた俳優たちの仕事も見逃せません。各話のゲストには当時の映画・演劇界で活躍した俳優が多数登場し、宇宙人役や被害者役として濃密な人間ドラマを演じています。HDリマスター版では俳優たちの細かな表情まで見て取れるので、演技に注目した再視聴もおすすめです。
興行収入・話題
『ウルトラセブン』はテレビシリーズであるため、映画のような興行収入のデータは存在しません。そこでここでは、当時の視聴率と、その後の再評価について紹介します。本作はTBS系の日曜19時枠「タケダアワー」で放送され、平均視聴率はおよそ26パーセント、最高視聴率は33パーセント台に達したと伝えられています。現在のテレビ環境では考えられない高い数字であり、前作『ウルトラマン』が巻き起こした怪獣ブームの熱気の中で、国民的な人気番組だったことがわかります。一方で、シリーズ後半は路線の変化や裏番組との競合もあって視聴率が下降し、児童層の視聴離れが指摘されたことも記録されています。しかし『ウルトラセブン』の真価は、放送終了後にこそ発揮されました。1970年代以降の再放送で、かつての子どもたちが成長してから見直したとき、侵略と防衛の物語に込められた社会性や、人間の側の身勝手さを問うテーマ性が再発見され、評価は年を追うごとに高まっていきます。第8話「狙われた街」や第42話「ノンマルトの使者」といったエピソードは、テレビドラマ史に残る傑作として繰り返し論じられ、後年の映像作家やクリエイターにも大きな影響を与えました。1994年からは新たな映像作品でセブンの物語が再び紡がれ、関連作品やグッズ展開は現在まで途切れることなく続いています。視聴率という一時の数字を超えて、半世紀にわたり愛され続けていることこそが、本作の最大の実績と言えるでしょう。
ネタバレ
『ウルトラセブン』の結末に触れるので、未見の方はご注意ください。物語の終盤、モロボシ・ダンの体は度重なる変身と戦闘で深刻なダメージを蓄積していきます。上司にあたるセブン上司からは「これ以上変身すれば命はない」と警告され、それでもダンは地球を守る戦いをやめられません。そして最終回の前後編「史上最大の侵略」で、ゴース星人による全面侵攻が始まります。満身創痍のダンは、出撃の直前、アンヌ隊員にだけ自分の正体を打ち明けます。「僕はね、人間じゃないんだよ。M78星雲から来たウルトラセブンなんだ」という告白と、それを受け止めるアンヌ。このとき画面が逆光のシルエットに切り替わり、クラシック音楽の調べが流れる演出は、日本のテレビドラマ史に残る名場面として語り継がれています。アンヌは驚きながらも、「人間であろうと宇宙人であろうと、ダンはダンに変わりない」と答え、ダンを送り出します。最後の力を振り絞ったセブンは、パンドンとの死闘の末に勝利し、朝焼けの空へと飛び去っていきます。安易な大団円ではなく、別れの痛みと、それでも守り抜いた地球の夜明けを重ねたラストは、本作が単なる子ども番組ではなかったことの証明です。また、第42話「ノンマルトの使者」では、地球の先住者を名乗る存在との戦いを通じて、「正義とは何か」「侵略者は本当に相手の側なのか」という問いが突きつけられます。勝利の後に残る苦い余韻まで含めて、ぜひ本編で確かめてください。
トリビア
『ウルトラセブン』を語る上で避けて通れないのが、第12話「遊星より愛をこめて」の欠番問題です。この回は1967年12月の放送当時は特に問題視されていませんでしたが、1970年に児童誌の記事で登場宇宙人のスペル星人が「ひばくせい人」と紹介されたことをきっかけに抗議が起こり、新聞報道を経て大きな社会問題となりました。その結果、円谷プロは第12話を欠番とし、以後日本国内では再放送されず、映像ソフトや配信にも収録されていません。U-NEXTの配信でも第12話は含まれず、実質48話での視聴となります。作品の歴史を知る上で重要な事実として、静かに記憶しておきたい出来事です。明るい話題では、第8話「狙われた街」に登場するメトロン星人が挙げられます。夕日の下町のアパートで、ちゃぶ台を挟んでダンと宇宙人が対話するという前代未聞の場面は、実相寺昭雄監督の映像美と金城哲夫の脚本が生んだ名シーンで、後年数え切れないほどオマージュされました。また、ウルトラセブンのデザインは彫刻家でもある成田亨によるもので、従来のヒーロー像とは一線を画す独創的な姿は現在も高く評価されています。冬木透が手がけた音楽も本作の大きな魅力で、勇壮な主題歌「ウルトラセブンの歌」や、ウルトラ警備隊のテーマなどは、半世紀を経た今も特撮音楽の金字塔として演奏され続けています。
撮影裏話
『ウルトラセブン』の制作背景には、前作『ウルトラマン』の成功と、その反省の両方がありました。怪獣ブームの過熱の中で、円谷プロは同じ路線の繰り返しを避け、「宇宙からの侵略」に焦点を絞った、より大人の鑑賞にも耐えるSFドラマを目指したのです。企画段階では別のタイトル案も検討されており、ヒーローの名前が主人公の所属する部隊にちなむ「セブン」(ウルトラ警備隊の7番目の隊員という意味合い)に落ち着くまでには試行錯誤がありました。メインライターを務めたのは沖縄出身の金城哲夫で、シリーズを通じて「異なる者同士の共存」という視点が物語の根底に流れています。さらに上原正三、市川森一といった脚本家陣が社会性の強いエピソードを執筆し、監督陣では満田かずほが最終回などの重要回を、実相寺昭雄が「狙われた街」などの異色作を手がけました。特撮パートでは、ウルトラホーク1号の分離合体シーンに代表される精密なミニチュアワークが追求され、円谷特撮の技術の粋が注ぎ込まれています。一方で、意欲的な作りは制作費と撮影スケジュールを圧迫し、シリーズ後半には予算の切り詰めを余儀なくされたことも知られています。それでもスタッフは工夫を重ね、限られた条件の中で「ノンマルトの使者」のような問題作を世に送り出しました。理想と現実のせめぎ合いの中から生まれた本作は、まさに職人たちの情熱の結晶です。HDリマスター版では、ミニチュアの質感や光学合成の細部まで確認できるので、当時のスタッフの仕事ぶりをじっくり味わってみてください。



