トイ・ストーリー4が無料で全話見れる動画配信はどれ|考察、ネタバレ、タダで見る方法も解説

2019年

『トイ・ストーリー4』が見れる動画配信サービス

現在、Disney+ で視聴できます。

配信サービス視聴可否
Netflix
Amazon Prime Video
Disney+視聴可能
Hulu
U-NEXT

『トイ・ストーリー4』とは?作品の見どころ

保育園のお絵かきの時間に、ある女の子がプラスチックスプーンと毛糸とアイス棒を組み合わせて自作したクラフト人形「フォーキー」――『トイ・ストーリー4』は、自分はゴミなのだと信じきって何度もゴミ箱に飛び込もうとするフォーキーを、ボニーの新しい仲間として受け入れさせるための、ウッディの献身的な奮闘から始まる長編アニメーションです。家族でロードトリップに出かけた先の小さな町で、ウッディは前作で姿を消した羊飼い人形のボー・ピープと劇的に再会し、迷子のおもちゃとして自由に旅をする彼女の生き方に向き合うことになります。

本作は2019年6月21日に米国で公開されたピクサー・アニメーション・スタジオ製作の長編アニメーション映画。配給はウォルト・ディズニー・ピクチャーズ。監督はジョシュ・クーリー(本作で長編監督デビュー)、脚本はアンドリュー・スタントンとステファニー・フォルサム。製作はジョナス・リヴェラとマーク・ニールセン、製作総指揮はジョン・ラセター、リー・アンクリッチ、ピート・ドクター、アンドリュー・スタントンの四名。音楽はランディ・ニューマン、主題歌『I Can't Let You Throw Yourself Away』はランディ・ニューマンが歌唱。

見どころは、シリーズの完結編を超える「ウッディというキャラクターのもう一つの可能性」を提示する大胆な脚本です。前作までの「子どもに必要とされること」を存在意義としてきたウッディが、本作では「ボニーに必要とされていない自分」を直視し、自分自身の人生をどう選び直すかを問われます。第92回アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞し、世界興行収入は累計10億7300万米ドルを突破して、シリーズ史上最高の興行成績を記録しました。

『トイ・ストーリー4』を全話無料で見る方法

結論として、2026年4月時点で『トイ・ストーリー4』を国内で見放題視聴できる動画配信サービスは、ディズニープラス(Disney+)のみです。Disney+の見放題プランに登録すれば、本編のフル視聴が可能で、字幕版・吹替版の両方が用意されています。

Disney+(ディズニープラス)

Disney+はWalt Disney Companyが運営する公式の動画配信サービスで、ピクサー作品はすべて本サービスのもとで一元的に提供されています。月額プランは「スタンダード」「プレミアム」の2種類があり、必要に応じて画質や同時視聴数を選べます。Hulu日本版とのセットプラン「Disney+ × Hulu」も提供されており、両サービスの利用を考えている人にはこちらが選択肢になります。

登録手順:

  1. 公式サイト disneyplus.com/ja-jp にアクセス
  2. 「サインアップ」からアカウントを作成
  3. プランを選択(スタンダード/プレミアム/Huluセット)
  4. 支払い方法を入力(クレジットカード/PayPal/キャリア決済対応)
  5. 登録完了後、本編をスマートフォン・PC・スマートテレビ・ゲーム機で視聴開始

Disney+はピクサー作品のほか、マーベル作品、スター・ウォーズ作品、20世紀スタジオ作品も同時に見放題で楽しめるため、本作を含む『トイ・ストーリー』シリーズ全作(1〜4+短編)と、本作に登場するボニーが主人公のスピンオフ短編『フォーキーのコレって何!?』も、まとめて鑑賞することができます。

レンタル・購入(Amazon Prime Video/Apple TV/Google Playなど)

本作は見放題ではないものの、各種PPVサービスではデジタルレンタルおよびデジタル購入が可能です。Disney+に加入しない方針の場合は、Amazon Prime Videoの単話レンタル(数百円台)や購入(千円台)、Apple TV、Google Play Movies、Lemino、TELASA、FODプレミアムなどが利用できます。

TSUTAYA DISCAS(宅配DVD/Blu-rayレンタル)

TSUTAYA DISCASでは新規登録時に無料お試し期間と、630円OFFの単品レンタルクーポンが用意されている時期もあります。本作はディスクとして安定した在庫があるため、Disney+を契約しない方針の方には選択肢の一つです。

Blu-ray・DVD・4K UHD購入

ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンからBlu-ray・DVD・4K UHDが発売されており、Amazonや家電量販店で安定して入手できます。本編にメイキング映像や監督・スタッフの解説、未公開シーンを収録した版が選択肢になります。

地上波放送

日本テレビ系『金曜ロードショー』ほか、地上波・BS各局で本作は不定期に放送されてきました。最新の放送スケジュールを各局の公式サイトで確認しておくと、無料で視聴できる機会を逃しません。

あらすじ

9年前の雨の夜と、ボー・ピープとの別れ

物語は、前作からの流れの間にあたる9年前の雨の夜から始まります。アンディの隣に座るボー・ピープと羊たちが、隣家の少女モリーに譲られ、別の家へと運び出される場面――ウッディは雨に打たれた窓辺に飛び乗ろうとし、彼女に「もし君が大切な持ち主に恵まれない時が来たら、その時は」とつぶやきますが、ボー・ピープは穏やかな笑顔で別れを告げて去っていきます。

そこから現在に飛び、ボニー・アンダーソンの子ども部屋。前作の最後にアンディから引き継がれたウッディは、新しい持ち主ボニーが幼児期から学童期へと移っていく過程で、おもちゃ箱の隅に置かれることが増えていました。ボニーは保育園に通い始めるという新しい挑戦に怯えており、ウッディは彼女の不安を察して、こっそり鞄に潜り込んで保育園に同行します。

フォーキーの誕生

保育園のお絵かきの時間に、ボニーはウッディがそっと机の上に揃えてくれたゴミ箱の中身――プラスチックスプーン、毛糸、アイス棒、粘土、目玉のシール――を組み合わせて、自作のクラフト人形「フォーキー」を生み出します。フォーキーはボニーにとって最高の親友になりますが、彼自身は「自分はゴミだ」と固く信じ込んでおり、何度もゴミ箱に飛び込もうとする厄介な行動を繰り返します。

家族でキャンピングカーに乗ってロードトリップに出る一行。ウッディはフォーキーがゴミ箱に飛び込まないよう必死に見張りますが、夜中の車内でフォーキーは窓から飛び出して脱走してしまいます。ウッディはフォーキーを追って高速道路を駆け抜け、二人で歩いて家族のキャラバンを追いかけることになります。

アンティーク店「セカンド・チャンス」とボー・ピープとの再会

小さな町のアンティーク店「セカンド・チャンス・アンティーク」のショーウィンドウで、ウッディは見覚えのあるランプ――ボー・ピープが立っていた羊飼いの杖に魅入られ、彼女の手がかりを求めて店内に侵入します。そこで彼を待ち受けていたのは、店内を支配する古いプル・ストリング人形のギャビー・ギャビーと、彼女の手下であるベンソン人形たち。ギャビーは内蔵のボイスボックスが壊れているため、ウッディの正常なボイスボックスを欲しがっていました。

窮地に陥ったウッディは、町中を独自の基盤で生きる「迷子のおもちゃ」たちと再会します。9年前に消えたボー・ピープは、特定の持ち主を持たない自由なおもちゃとして、移動遊園地のメリーゴーラウンドや町中のあちこちを「冒険」して暮らしていたのです。物語は、ウッディが「ボニーに必要とされる」ことに固執するべきか、ボー・ピープのように「自分自身の人生」を選び直すべきかを問われる、シリーズの集大成的なテーマへと進んでいきます。

登場人物

ウッディ(声:トム・ハンクス/日本語版:唐沢寿明)

アンディから引き継がれてボニーの子ども部屋で暮らすカウボーイ人形。前作までの「子どもに必要とされる」ことを存在意義としてきたウッディが、本作では「ボニーには自分が要らないかもしれない」という事実を直視し、自分自身の人生を選び直す葛藤に向き合います。シリーズで一貫してきたキャラクターの再定義が本作のドラマ性の中心です。

バズ・ライトイヤー(声:ティム・アレン/日本語版:所ジョージ)

前作までで自我を獲得したスペースレンジャー。本作では「内なる声を信じる」ことに目覚め、コミカルでありながらウッディに対して頼れる相棒として活躍します。シリーズ全作で同役を継続的に演じており、彼らの関係性は本作で完成形に達します。

ボー・ピープ(声:アニー・ポッツ/日本語版:高島雅羅)

9年前にアンディの家を離れ、本作で再登場する羊飼いの磁器人形。前作までの「ウッディの密かな想い人」という立ち位置を脱し、特定の持ち主を持たない自由な「迷子のおもちゃ」として、堂々とした自立した存在へと進化しています。本作のテーマを担うもう一人の主人公格。

フォーキー(声:トニー・ヘイル/日本語版:竜星涼)

ボニーがプラスチックスプーンと毛糸とアイス棒で自作したクラフト人形。「自分はゴミだ」と固く信じきっていて、何度もゴミ箱に飛び込もうとする困った特性を持ちます。彼の存在は「おもちゃとは何か」というシリーズの根源的な問いを再定義する象徴的なキャラクターです。

ギャビー・ギャビー(声:クリスティーナ・ヘンドリックス/日本語版:渡辺直美)

アンティーク店「セカンド・チャンス・アンティーク」を本拠地とする、内蔵ボイスボックスが壊れた古いプル・ストリング人形。ウッディの正常なボイスボックスを欲しがる、本作の主要な対立軸を担う人物。一見悪役に見えるが、彼女の動機の深さがクライマックスで明らかになります。

デューク・カブーン(声:キアヌ・リーブス/日本語版:森川智之)

移動遊園地で出会うカナダ製のスタント・スタントマンのフィギュア。「カナダで一番のスタントマン」を自称しながらも、実は1970年代のおもちゃ市場で売れずに製造中止になった経緯を抱えるキャラクター。キアヌ・リーブスのコメディセンスが光ります。

ダッキー&バニー(声:キーガン=マイケル・キー&ジョーダン・ピール/日本語版:石塚英彦&濱口優)

移動遊園地のシューティングゲームの景品として吊るされたまま、長年店主に取り合ってもらえずにいたぬいぐるみコンビ。ピクサー作品史上屈指のコメディ要素を担う二人組です。

ボニー・アンダーソン(声:マディ・マッケンナ/日本語版:横島亜衿)

前作の終盤でアンディからおもちゃを引き継いだ少女。本作では保育園入園を控えた4歳の少女として、不安を抱える持ち主の繊細な感情線を担います。

ジェシー(声:ジョーン・キューザック/日本語版:日下由美)

前作までから続投のカウガール人形。本作では脇役として登場するものの、終盤でウッディに重要な台詞を投げかける、シリーズの終着点を支える存在として機能します。

スタッフ・キャスト陣

監督はジョシュ・クーリー。本作が長編監督デビュー作で、それ以前は『インサイド・ヘッド』の脚本・絵コンテ作家として活動していた人物です。彼はピクサー入社以来、長年内部スタッフとして数々のヒット作の企画段階に関わってきた経歴を持ちます。

脚本はアンドリュー・スタントンとステファニー・フォルサム。アンドリュー・スタントンはシリーズ第1作から脚本に参加し続けてきた中核クリエイターで、本作でも継続的にシリーズの哲学を脚本に反映させました。原案はジョン・ラセター、アンドリュー・スタントン、ピート・ドクター、リー・アンクリッチ、ジョシュ・クーリー、ヴァレリー・ラポイント、レイチェル・ルップ、ステファニー・フォルサムの八名による共同。

音楽はランディ・ニューマン。シリーズ全作で音楽を手がけてきたコンポーザーが、本作のためにエンドロールに流れる『The Ballad of the Lonesome Cowboy』『I Can't Let You Throw Yourself Away』を新規に書き下ろしました。後者はランディ・ニューマンが歌唱し、第92回アカデミー賞オリジナル主題歌賞にノミネート(受賞は『ロケットマン』の『(I'm Gonna)Love Me Again』)されています。

主演キャスト

ウッディ役のトム・ハンクスとバズ・ライトイヤー役のティム・アレンは、初代から24年を経て本作でも続投。両者ともシリーズ全作で同役を継続的に演じ続け、本作の収録時にはウッディ役のトム・ハンクスが「最後の収録」と感じ、感情的になる場面があったと、ジョシュ・クーリー監督がインタビューで明かしています。

ボー・ピープ役のアニー・ポッツは、前作から9年ぶりのシリーズ復帰。本作のために、彼女は声色をより成熟した自立した女性像へと再構築し、シリーズの新しい一面を担うキャラクターとして見事に演じきりました。

フォーキー役のトニー・ヘイルは『アレステッド・デベロップメント』『副大統領が一番偉い』で広く知られるコメディ俳優。彼の独特の発声法が、フォーキーという奇妙なキャラクターに完璧な人格を与えました。

ギャビー・ギャビー役のクリスティーナ・ヘンドリックスは『マッドメン』で広く知られる女優。デューク・カブーン役のキアヌ・リーブス、ダッキー&バニー役のキーガン=マイケル・キー&ジョーダン・ピール(『ゲット・アウト』で知られる映画作家コンビ)といった、ハリウッドの一流俳優陣がゲスト出演しています。

日本語吹替版では、ウッディ役の唐沢寿明、バズ・ライトイヤー役の所ジョージが続投。フォーキー役には俳優の竜星涼、ギャビー・ギャビー役にはタレントの渡辺直美、デューク・カブーン役には声優の森川智之、ダッキー&バニー役にはタレントの石塚英彦・濱口優が起用され、本作のために集められた豪華な顔ぶれが脇を固めました。

興行収入・話題

興行収入・話題

『トイ・ストーリー4』は2019年6月21日に米国で公開されました。米国国内の最終興行収入は約4億3400万米ドル、世界興行収入は累計で約10億7300万米ドルに達しました。これはシリーズ史上最高の世界興行成績で、前作『トイ・ストーリー3』の10億6700万米ドルをわずかに上回る結果となりました。2019年の世界興行ランキングでは『アベンジャーズ/エンドゲーム』『ライオン・キング』に次ぐ第3位、長編アニメーションでは『アナと雪の女王2』が同年公開されたものの、本作の方が前年公開後の累計でより高い興行を記録しました。

日本では2019年7月12日に公開され、配給収入は約63億円、興行収入は約100億円超を記録しました。前作から9年を経ての続編にもかかわらず、シリーズの長期にわたるブランド力が健在であることを世界に示す結果となりました。

評価・受賞歴

第92回アカデミー賞では、長編アニメーション賞とオリジナル主題歌賞(『I Can't Let You Throw Yourself Away』)の2部門にノミネートされ、長編アニメーション賞を受賞しました。これにより『トイ・ストーリー』シリーズは、第3作・第4作と2作連続でアカデミー賞長編アニメーション賞を獲得した史上初のフランチャイズ作品となりました。

第77回ゴールデングローブ賞アニメーション映画賞、第73回英国アカデミー賞アニメーション映画賞、第47回アニー賞長編アニメーション作品賞ほか、世界中の主要映画賞を総なめにしました。

Rotten Tomatoesは97%の高評価、Metacriticは84/100の「universal acclaim」スコアを記録。批評集約スコアでも長編アニメーション映画として上位の評価を維持し続け、続編作品としては異例の批評的成功を収めた稀有な事例の一つです。

ネタバレ

※ここからネタバレを含みます。

クライマックス

物語の終盤、ウッディはアンティーク店でギャビー・ギャビーと向き合い、彼女が「自分のボイスボックスが壊れているため、棚から手に取られない人生を送り続けてきた」事実を打ち明けられます。彼女は「自分がボイスボックスを取り戻せば、お店の常連客の少女ハーモニーに気に入られて、新しい家へ連れて行ってもらえるかもしれない」と話します。

ウッディは葛藤の末、自分のボイスボックスをギャビー・ギャビーに譲ることを決断します。長年の友であるバズや、再会したボー・ピープの協力で、ギャビーはハーモニーの待つ場所へと送り届けられますが、ハーモニーは彼女を一瞥するだけで興味を示しませんでした。深く落ち込むギャビーに対して、移動遊園地で迷子になっていた小さな少女が涙を流して泣いている場面に出くわし、彼女は自分から少女のもとへ歩み寄り、新しい持ち主との出会いを果たします。

移動遊園地のメリーゴーラウンドで、ウッディはボニーが運転するキャンピングカーへの帰還を眼前にしますが、心の奥に芽生えた決断を表に出します――ボニーには新しい仲間としてのフォーキーがいて、自分はもう必要とされていない。本作のクライマックスは、彼が最終的にボニーの元へ戻らず、ボー・ピープと共に「迷子のおもちゃ」として自由に旅を続ける道を選ぶ場面で頂点に達します。

結末が示すもの

別れの場面では、バズが「お前は内なる声を聞け」とウッディの背中を押し、長年の友としての完全な信頼を見せます。ジェシーが新しいシェリフ・バッジを胸に着けてウッディの後継者になることをそっと示唆し、ウッディは涙ながらにバズと最後の抱擁を交わします。

物語は、ウッディとボー・ピープが移動遊園地のテントの上から町を見渡し、新しい人生を始める姿でエンドロールへと向かいます。本作の結末は、シリーズが24年にわたって追い続けてきた「子どもに必要とされること」というテーマを、「自分自身が必要とすること」へと再定義する、極めて大胆な決断として観客に手渡されます。

本作のラストカットは、移動遊園地に到着したばかりの新しい子どもがおもちゃと初めて出会う場面――シリーズ全体を循環させる象徴的な構図で締めくくられています。

トリビア

  1. 本作は監督ジョシュ・クーリーの長編監督デビュー作。彼はピクサー入社以来、『インサイド・ヘッド』などの脚本・絵コンテ作家として活動していた経歴を持ちます。

  2. ボー・ピープ役のアニー・ポッツは前作『トイ・ストーリー3』から9年ぶりのシリーズ復帰。彼女はキャラクターのリデザインに伴い、よりアクション豊かで自立した女性像へと声色を再構築しました。

  3. デューク・カブーン役のキアヌ・リーブスは、本作の収録のためピクサー本社に訪問した際、すべての台詞のテイクを「立ったまま」演じきり、本作のキャラクターに完璧なエネルギーを吹き込んだとジョシュ・クーリー監督が振り返っています。

  4. ダッキー&バニーを演じたキーガン=マイケル・キーとジョーダン・ピールのコメディコンビは、ピクサー作品史上でも最もアドリブが多用されたキャラクターとして知られ、彼らの即興のかけあいから生まれた台詞が本編に多数採用されています。

  5. 第92回アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞。これにより『トイ・ストーリー』シリーズは、第3作・第4作と2作連続でアカデミー賞長編アニメーション賞を獲得した史上初のフランチャイズ作品となりました。

  6. 本作の世界興行収入は累計約10億7300万米ドルで、前作『トイ・ストーリー3』の10億6700万米ドルをわずかに上回り、シリーズ史上最高の興行成績となりました。

  7. 主題歌『I Can't Let You Throw Yourself Away』はランディ・ニューマンが歌唱したフォーキー専用の楽曲。本作のテーマである「ゴミは本当に捨てられるべきか」というフォーキーの存在に対する優しい応答として機能しています。

撮影裏話

撮影の舞台裏

本作の制作は2014年初頭から2019年初夏までの約5年間に及ぶ長期プロジェクトでした。当初は『トイ・ストーリー3』でシリーズが完結したと宣言されていましたが、ピクサー社内で「ボー・ピープとウッディの関係性をもう一度きちんと描く価値がある」という議論が長期間続けられ、最終的にシリーズ第4作の制作が決定されました。ジョシュ・クーリー監督は2015年頃から正式に長編監督として配置され、ストーリーの大幅な再構築を経て本作の完成に至ります。

キャストの準備

ウッディ役のトム・ハンクスは、収録の最終日に「最後の台詞を録音する」場面で感情的になり、スタジオが静まり返ったというエピソードが、ジョシュ・クーリー監督から各種インタビューで語られています。バズ・ライトイヤー役のティム・アレンも、シリーズ24年の重みを声色に反映させ、本作のクライマックスでウッディに対する別れの場面で深い感情を吹き込みました。

ボー・ピープ役のアニー・ポッツは、シリーズ復帰のために長期間にわたるキャラクター再構築のミーティングに参加し、新しい衣装デザインや動きのコンセプトに自ら意見を投じたといいます。彼女の声色の成熟が、本作のテーマと完全に共鳴する重要な要素となりました。

技術的な挑戦

本作の最大の技術的挑戦は、アンティーク店「セカンド・チャンス・アンティーク」と移動遊園地という、2つの極めて密度の高いロケーションを、画面の隅々まで物理シミュレーション豊かに再現することでした。アンティーク店には数千個ものおもちゃと小道具が配置され、それぞれが独自の物理特性を持つよう精緻に設計されています。

また、ボー・ピープのキャラクターデザインは、前作までの磁器人形の質感を保ちながら、本作では「割れたあとに自分で修復した」設定を反映する細かな線が表面に描き込まれています。彼女のスカートが取り外せる仕組みや、羊飼いの杖が武器として機能する設計など、ピクサーは個別のキャラクターに対して数十時間以上の細部設計を投入しました。

公開当時の余話

公開時には、シリーズの「完結編」と位置づけられた前作からさらに続編を制作することについて賛否両論が飛び交いましたが、本作の批評的・興行的な成功により、その懸念は完全に払拭されました。ジョシュ・クーリー監督は受賞インタビューで「シリーズへの愛と尊敬が、本作の制作チーム全員の原動力だった」と語り、24年にわたるシリーズの歴史を未来へと引き継ぐ覚悟を示しました。