鬼滅の刃が無料で全話見れる動画配信はどれ|考察、ネタバレ、タダで見る方法も解説

2019年
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『鬼滅の刃』が見れる動画配信サービス

現在、Netflix・Amazon Prime Video・Disney+・Hulu・U-NEXT で視聴できます。

配信サービス視聴可否
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『鬼滅の刃』とは?作品の見どころ

大正時代、雲取山の麓で炭焼きの家業をひっそり営む竈門家。家長を早くに亡くしながらも、長男・炭治郎を中心に母と6人兄弟で温かく暮らしていた一家は、ある冬の日、街へ炭を売りに出ていた炭治郎を残して、夜のうちに鬼の襲撃を受けます。家を焼き、家族のすべてを殺害した鬼によって、唯一生き残ったはずの妹・禰豆子も鬼に変えられてしまっていました――。本作は、家族を鬼に奪われた優しい少年・炭治郎が、鬼に変えられた妹・禰豆子を再び人間に戻す方法を探して、政府非公認の特殊組織「鬼殺隊」に入隊し、鬼の頭領・鬼舞辻無惨を打ち倒すために長期にわたって戦い続ける、屈指の長尺アクション・アニメシリーズです。

2019年4月から放送が始まった日本のテレビアニメシリーズで、第1期『立志編』全26話、劇場版『無限列車編』(2020年)、第2期『遊郭編』全11話(2021-2022年)、第3期『刀鍛冶の里編』全11話(2023年)、第4期『柱稽古編』全8話(2024年)、そして劇場三部作として2025年から公開が始まる『無限城編』へと続いています。原作は吾峠呼世晴の漫画『鬼滅の刃』。アニメーション制作はufotable、監督は外崎春雄。主人公・竈門炭治郎役を花江夏樹、竈門禰豆子役を鬼頭明里、我妻善逸役を下野紘、嘴平伊之助役を松岡禎丞、冨岡義勇役を櫻井孝宏、煉獄杏寿郎役を日野聡、胡蝶しのぶ役を早見沙織、宇髄天元役を小西克幸、鬼舞辻無惨役を関俊彦が担当しています。

最大の見どころは、ufotableによる屈指のCG融合作画と、本作の独特の「呼吸」体系を活用した剣戟アクションの圧倒的な美しさ、そして家族の絆と仲間の絆を中心に組み立てられた、本作の温かい人間ドラマの厚み。2010年代後半から2020年代に至るまで、日本のアニメ史を塗り替えた歴代屈指のヒット作品となっています。

『鬼滅の刃』を全話無料で見る方法

テレビアニメ版『鬼滅の刃』を全話無料で見る方法は、現時点での日本国内の主要動画配信サービスでは、Netflix、Amazon Prime Video、Disney+、Hulu、U-NEXTの5つのサブスクリプションのいずれかに加入することです。いずれもサービスへの登録だけで、追加課金なしに最後まで視聴できます。

Netflix

Netflixに加入していれば、見放題対象として全シリーズを視聴できます。Netflixは月額料金型で、加入後すぐに視聴ライブラリの全てが利用可能となります。広告つきプランの「Netflix Standard with Ads」でも本作は視聴対象に含まれます。

Amazon Prime Video

プライム会員であれば、見放題対象として視聴できます。スマートフォン、タブレット、テレビアプリ、ブラウザのいずれからでも再生可能です。広告つきプランでも本作は視聴対象に含まれます。

Disney+

ディズニープラスのスタンダードプランかプレミアムプランに加入すれば、追加課金なしに本作を視聴できます。スマートフォン、タブレット、テレビアプリ、ブラウザのいずれでも再生可能です。広告は挿入されません。

Hulu

日本のHuluに加入していれば、見放題ライブラリ内で本作を視聴できます。Huluは月額料金型で、加入後すぐにライブラリの全てが利用できます。Huluは時期によって無料体験キャンペーンが提供されることがあるため、最新状況は公式サイトで確認してください。

U-NEXT

U-NEXTでは、月額プランに加入すれば見放題作品として本作を再生できます。新規登録時に無料体験が用意されているケースもあり、その期間内に視聴することも可能です。U-NEXTは大画面のテレビ用アプリやスマートフォン、ブラウザに対応しており、自宅のリビングでじっくり鑑賞するスタイルにも向きます。

そのほか、Apple TVやGoogle Play Movies、Amazon Videoといったデジタル販売プラットフォームでは、エピソード単位またはシーズン単位での購入の選択肢があります。これらは「無料の手段ではないが、視聴ルートとして補足」しておきます。

なお、本作のシリーズには劇場版『鬼滅の刃 無限列車編』(2020年)と、無限城編の劇場三部作(2025年〜)も含まれます。劇場版についてはテレビアニメ版とは別の公開形態となっており、配信プラットフォームでの取り扱い時期に注意してください。

あらすじ

物語の始まり

物語の幕開けは、大正時代の日本、雲取山の麓。炭焼きの家業を営む竈門家の長男・竈門炭治郎は、ある冬の日、街へ炭を売りに出かけ、その晩は街の知人の家に泊まります。翌朝、炭治郎が家に帰ると、家族のすべては鬼の襲撃を受けて殺害されており、唯一生き残ったはずの妹・禰豆子も鬼に変えられて、襲いかかってくる存在に変貌していました。炭治郎は禰豆子を抱きかかえながら、彼女を人間に戻す方法を探す長い旅を始めます。

主人公を待ち受けるもの

炭治郎が最初に出会う重要人物は、鬼殺隊・水柱の冨岡義勇。彼から、政府非公認の特殊組織「鬼殺隊」の存在と、鬼を倒すための「呼吸」と呼ばれる剣術体系の存在を教わった炭治郎は、義勇の師匠である鱗滝左近次のもとで2年間の修行を積み、鬼殺隊への入隊試験「最終選別」に挑みます。

鬼殺隊に入隊した炭治郎は、3人の重要な仲間と出会います。我妻善逸――黄色い髪のおびえやすい青年で、雷の呼吸の使い手。嘴平伊之助――山中で野生のように育った猪頭の青年で、獣の呼吸の使い手。胡蝶しのぶ――鬼殺隊の蟲柱で、鬼に対して特殊な毒を使う戦法の使い手。さらに、鬼殺隊の最高指導者・お館様(産屋敷耀哉)と、鬼殺隊の最強剣士たち「九柱」――煉獄杏寿郎(炎柱)、宇髄天元(音柱)、時透無一郎(霞柱)、甘露寺蜜璃(恋柱)、伊黒小芭内(蛇柱)、不死川実弥(風柱)、悲鳴嶼行冥(岩柱)――が、本作のシリーズを通して炭治郎ら若手剣士たちを支え続けます。

物語の最大の山場は、シリーズの後半に至るまで姿を現さない、鬼の頭領・鬼舞辻無惨です。彼は約1000年前に鬼として生まれた最強の存在で、すべての鬼たちの「親」として、人類社会の影で長期にわたって暗躍を続けてきた人物。鬼殺隊が長年の歴史の中で討伐を続けてきた最大の敵が、彼です。

登場人物

竈門炭治郎(声:花江夏樹)

本作の主人公。雲取山の炭焼き一家の長男で、家族を鬼に奪われたのちは、鬼に変えられた妹・禰豆子を人間に戻すために鬼殺隊に入隊した16歳の青年。優しく素直な性格と、決して諦めない強い意志を併せ持つ人物。彼の戦闘スタイルは「水の呼吸」――鱗滝左近次から学んだ流れるような剣技と、シリーズ後半で覚醒する「ヒノカミ神楽」(祖先・縁壱から伝わる「日の呼吸」)の二つを基盤にしています。花江夏樹は、本作の長期にわたる役作りを通じて、炭治郎像を完璧に支え続けました。

竈門禰豆子(声:鬼頭明里)

本作のもう一人の中心人物。炭治郎の妹で、本作の冒頭で鬼に変えられた状態で物語に登場します。鬼でありながら人間の心を残し続け、炭治郎と共に旅を続ける、本作の独特の存在。普段は炭治郎の背中の木箱の中で眠り、夜になると目を覚まして戦闘に参加します。

我妻善逸(声:下野紘)/嘴平伊之助(声:松岡禎丞)

炭治郎が鬼殺隊に入隊した直後に出会う2人の同期。善逸は黄色い髪のおびえやすい青年で、雷の呼吸の使い手。普段は人前で恐怖を見せる軟弱な人物だが、極限の場面で発揮される「壱ノ型 霹靂一閃」は、本作のシリーズの屈指の名場面のひとつとなっています。伊之助は山中で野生のように育った猪頭の青年で、獣の呼吸の使い手。粗野で攻撃的だが、シリーズ全期間を通じて炭治郎と善逸の温かい仲間として成長していく重要なキャラクターです。

冨岡義勇(声:櫻井孝宏)

鬼殺隊・水柱。本作の冒頭で炭治郎と禰豆子の運命を決めた人物で、シリーズ全期間を通じて炭治郎の重要な先輩として描かれます。寡黙で人付き合いが苦手な性格ながら、内面に深い情けと信念を持った剣士として描かれます。

煉獄杏寿郎(声:日野聡)

鬼殺隊・炎柱。劇場版『無限列車編』の主人公格にあたる人物で、本作の屈指の名場面――上弦の参・猗窩座との激戦を経て、自身の信念に殉ずる場面――は、本作のシリーズ全期間を通じての象徴的な瞬間として広く語られ続けています。

胡蝶しのぶ(声:早見沙織)/宇髄天元(声:小西克幸)/時透無一郎(声:河西健吾)/甘露寺蜜璃(声:花澤香菜)/伊黒小芭内(声:鈴村健一)/不死川実弥(声:関智一)/悲鳴嶼行冥(声:杉田智和)

鬼殺隊の最強剣士たち「九柱」。それぞれが本作のシリーズの各章で重要な役回りを担い、本作の屈指の屈強な剣士群を支え続けています。

鬼舞辻無惨(声:関俊彦)

本作の最大の敵。約1000年前に鬼として生まれた最強の存在で、すべての鬼たちの「親」として、人類社会の影で長期にわたって暗躍を続けてきた人物。関俊彦の冷酷な声色は、本作の鬼舞辻無惨像と完全に一体化しています。

スタッフ・キャスト陣

監督は外崎春雄。シリーズ構成は ufotable とufotableのスタッフ陣による共同制作。原作は吾峠呼世晴の漫画『鬼滅の刃』で、2016年から2020年まで週刊少年ジャンプで連載され、最終的に全205話、単行本全23巻で完結しました。原作漫画の累計発行部数は1億5000万部超で、日本の少年漫画屈指の大ヒット作品となりました。

アニメーション制作はufotable。同社は本作以前にも『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』『Fate/Zero』『活撃 刀剣乱舞』『空の境界』など数多くの代表作を手がけてきた屈指のアニメーション・スタジオで、本作はその技術力の最高峰として位置づけられています。とくに本作の「呼吸」シーンの作画――水の呼吸、雷の呼吸、炎の呼吸、ヒノカミ神楽など――は、ufotableが長年磨き続けてきた2D作画と3D CGの融合技術の屈指の達成として広く語られています。

音楽は梶浦由記と椎名豪。OPテーマには「紅蓮華」(LiSA、立志編)、「明け星」(LiSA、無限列車編)、「残響散歌」(Aimer、遊郭編)、「絆ノ奇跡」(MAN WITH A MISSION × milet、刀鍛冶の里編)など、シリーズ各章ごとに屈指の名曲が起用され続けています。

主演キャスト

竈門炭治郎役の花江夏樹は、本作の起用が彼のキャリアの大きな代表作のひとつとなり、現代日本声優業界の屈指の地位を確立しました。彼の真摯で温かい声色は、本作の炭治郎像と完全に一体化しています。

竈門禰豆子役の鬼頭明里、我妻善逸役の下野紘、嘴平伊之助役の松岡禎丞、冨岡義勇役の櫻井孝宏、煉獄杏寿郎役の日野聡、胡蝶しのぶ役の早見沙織、宇髄天元役の小西克幸、鬼舞辻無惨役の関俊彦ら、本作の主要キャストは、本作の長期にわたる放送期間(2019年から現在に至る)を通じて、各キャラクターの声色を高い精度で保ち続けました。

興行収入・話題

興行収入・話題

本作はテレビアニメシリーズですが、シリーズの中盤に位置する劇場版『鬼滅の刃 無限列車編』(2020年)は、日本国内で404億円超、世界全体でも約5億ドル規模の大ヒットを記録しました。これは本作以前の日本歴代最高記録だった『千と千尋の神隠し』(2001年、316億円)を大きく上回り、現在まで日本歴代1位の興行収入記録を保持し続けています。本作のシリーズの世界的な影響力を象徴する出来事となっています。

2025年から公開が始まる無限城編の劇場三部作『鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来』『無限城編 第二章』『無限城編 第三章』も、現在に至るまでの興行収入記録を更新する規模の大ヒットを記録し続けています。

原作漫画の累計発行部数も、本作のテレビアニメ化を契機にさらに伸び続け、現在では世界累計発行部数で1億5000万部超を達成しています。日本の少年漫画屈指の大ヒット作品として、現在まで世界各国で愛され続けています。

評価・受賞歴

本作は、第43回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞(2020年、無限列車編)、ニュースタイプアニメアワード2020年最優秀作品賞、東京アニメアワード2020年テレビ部門優秀賞ほか、複数の主要部門での受賞・ノミネートを獲得し続けています。とくに『無限列車編』は、Annie Award(米国)の複数部門でもノミネートされており、本作のシリーズの世界的な影響力を支える重要な達成として広く参照され続けています。

ネタバレ

※ここからネタバレを含みます。

クライマックス

本作のテレビアニメ版第1期『立志編』のクライマックスは、最終話の那田蜘蛛山編――炭治郎、善逸、伊之助の3人が、上弦の鬼を従えた累の家族と対決し、累を炭治郎の「ヒノカミ神楽」覚醒で討伐する場面です。続いて炭治郎は鬼殺隊の機能停止訓練「機能回復訓練」を経て、煉獄杏寿郎・冨岡義勇・宇髄天元らとの出会いを重ねていきます。

劇場版『無限列車編』のクライマックスは、煉獄杏寿郎対上弦の参・猗窩座の最終戦です。煉獄杏寿郎は、自身の限界を超えた炎の呼吸の奥義を駆使しながら猗窩座と長尺の死闘を繰り広げ、最終的に致命傷を受けて、太陽が昇る瞬間に逃げる猗窩座を目で見送りながら、自身の信念に殉ずる形で命を絶ちます。彼の最期の言葉「弱気な事を言うな、心を燃やせ。歯を喰いしばって前を向け」は、本作のシリーズ全期間を通じての象徴的な台詞として、現代日本の屈指の名言となっています。

シリーズ第2期『遊郭編』では、宇髄天元と炭治郎・善逸・伊之助が遊郭に潜入し、上弦の陸・堕姫と妓夫太郎の兄妹を討伐します。第3期『刀鍛冶の里編』では、刀鍛冶の里で時透無一郎と甘露寺蜜璃が、上弦の伍・玉壺と上弦の肆・半天狗を討伐します。第4期『柱稽古編』では、鬼殺隊が柱稽古を経て、最終決戦への準備を整えていきます。

シリーズの最大のクライマックスは、無限城編の劇場三部作で描かれる、鬼殺隊対鬼舞辻無惨と上弦の鬼たちの最終決戦です。本作の長期にわたって積み重ねられてきた、炭治郎、禰豆子、善逸、伊之助、9人の柱、そして死別した煉獄杏寿郎ら過去の戦死者たちの想いが、すべてこのクライマックスに収束していきます。

結末が示すもの

原作漫画では、最終決戦の終局、炭治郎は鬼舞辻無惨に取り込まれて鬼として覚醒しかけるも、禰豆子と仲間たちの呼びかけによって人間に戻り、無惨は太陽光に焼かれて消滅します。同時に、無惨の支配下にあったすべての鬼が消滅し、禰豆子も人間に戻り、約1000年に及ぶ鬼殺隊と鬼の戦いは終結します。

原作の最終話では、現代日本に至るまで時間を進め、炭治郎・禰豆子・善逸・伊之助らの子孫たちが平和な日常を送る場面で本作のシリーズが結ばれます。本作のシリーズは「家族の絆」「仲間の絆」「優しさの強さ」を中心テーマに据えた本作の屈指の感動的な結末を迎え、現代日本のアニメ史で広く愛され続ける作品として完成しました。

トリビア

  1. 劇場版『鬼滅の刃 無限列車編』(2020年)の日本国内興行収入404億円超は、本作以前の日本歴代最高記録だった『千と千尋の神隠し』(2001年、316億円)を大きく上回り、現在まで日本歴代1位の興行収入記録を保持し続けています。

  2. OPテーマ「紅蓮華」(LiSA、立志編)は、本作のシリーズの屈指の代表曲として、現在まで多くのファンに愛され続けています。LiSAはこの楽曲をきっかけに広く知られるようになり、現代に至るまで本曲は2010年代後半J-POPを代表するアニメ主題歌のひとつとして語り継がれています。

  3. 煉獄杏寿郎(声:日野聡)の最期の言葉「弱気な事を言うな、心を燃やせ」は、現代日本のスポーツの世界・ビジネスの世界・教育の世界で繰り返し引用され続ける、本作のもっとも有名な名言のひとつとなっています。

  4. アニメーション制作のufotableは、本作の作画クオリティのために2D作画と3D CGの融合技術を独自に磨き続けてきました。本作の「呼吸」シーンの作画は、世界中のアニメファンから「テレビアニメ史に残る屈指の作画達成」として広く語られ続けています。

  5. 原作漫画は、2016年から2020年までの4年間という比較的短い連載期間で、累計発行部数1億5000万部超を達成しました。これは日本の少年漫画の中でも屈指の急速な販売成長記録として広く語られ続けています。

  6. 本作のシリーズは、世界各国の海外配信プラットフォーム――Crunchyroll、Netflix、Funimation、bilibiliなど――を通じて、世界各国で広く視聴され続けています。とくに米国、フランス、東南アジア各国、中国などでは、本作の世代の視聴者が現在まで本作の影響を語り継ぎ続けています。

  7. 本作のシリーズは、東宝・アニプレックスの配給で公開されています。現在まで複数の関連グッズ、ゲーム、コラボレーション・キャンペーンが日本国内および海外で展開され続けており、現代日本のIPの屈指の影響力を象徴する作品となっています。

撮影裏話

制作の舞台裏

アニメーション制作はufotableが中心となり、本作の長尺シリーズ(2019年〜現在)の制作期間にわたって、複数の作画スタッフが参加しました。本作の屈指の戦闘シーンの作画――立志編の累戦、無限列車編の煉獄対猗窩座戦、遊郭編の宇髄対堕姫・妓夫太郎戦、刀鍛冶の里編の半天狗戦、柱稽古編の柱たちの稽古、無限城編の最終決戦――は、ufotableが長年磨き続けてきた2D作画と3D CGの融合技術の屈指の達成として広く語られ続けています。

キャストの準備

花江夏樹は、竈門炭治郎の「優しく素直な人間性」と「家族を奪われた怒り」「鬼殺隊員としての覚悟」のすべてを表現するため、シリーズの長期間にわたる役作りを積み重ねていきました。とくに、無限列車編で煉獄杏寿郎の最期に立ち会う場面、無限城編で鬼舞辻無惨と最終対峙する場面の彼の演技は、彼自身のキャリアの代表的な達成のひとつとして広く語られ続けています。

鬼頭明里、下野紘、松岡禎丞、櫻井孝宏、日野聡、早見沙織、小西克幸、関俊彦ら本作の主要キャストは、シリーズの全期間にわたって続投し、各キャラクターの声色を高い精度で保ち続けました。本作の世界観の豊かさを支える数多くのサポートキャストの声優陣も、本作の屈指の物語ラインを支える重要な土台です。

技術的な挑戦

本作の最大の技術的挑戦のひとつは、原作漫画の漫画的な迫力――特に呼吸シーン、鬼との戦闘、エフェクトの華やかさ――を、テレビアニメシリーズの放送スケジュールのなかで一貫した高品質で組み立て続ける仕事でした。本作の戦闘シーンの作画――特に劇場版『無限列車編』の煉獄対猗窩座戦、無限城編の最終決戦――は、現代日本のアニメ作画陣の屈指の達成として広く参照され続けています。本作の音楽――梶浦由記・椎名豪の劇伴と、LiSA・Aimer・MAN WITH A MISSION × milet らの主題歌群――も、本作の各章ごとに微妙に変化するトーンを音楽の上から支え続ける重要な要素として組み立てられました。