スター・ウォーズ/最後のジェダイが無料で全話見れる動画配信はどれ|考察、ネタバレ、タダで見る方法も解説

2017年

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』が見れる動画配信サービス

現在、Disney+ で視聴できます。

配信サービス視聴可否
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Amazon Prime Video
Disney+視聴可能
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『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』とは?作品の見どころ

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(原題:Star Wars: The Last Jedi)は、2017年に公開されたライアン・ジョンソン監督・脚本によるSFスペースオペラ映画で、続三部作(シークエル・トリロジー)の第2作にあたります。前作『フォースの覚醒』のラストシーンから直接続く形で物語は始まり、孤島アク=トーで隠遁する伝説のジェダイ・マスター、ルーク・スカイウォーカーと、彼にライトセーバーを差し出した若きレイの邂逅が、物語の中心軸となります。本作は「ジェダイの伝統を打ち砕き、新たな未来を切り開く」という大胆なテーマを掲げ、ファンの期待を裏切る形でシリーズの神話性を脱構築する野心作。「最後のジェダイ」というタイトルが意味するもの、レイの正体、ルークの選択、カイロ・レンの覚悟――シリーズの根幹を揺るがす衝撃的な展開が次々と繰り広げられます。本作の最大の特徴は、それまでのスター・ウォーズで180〜200体ものクリーチャーが実物大の特殊メイク・パペッタリーで製作され、シリーズ史上最多のプラクティカル・エフェクトが採用されたこと。ピンウッド・スタジオの14のサウンドステージで125セットが組まれ、徹底した「物理的なリアリティ」が追求されました。世界興行収入13億3,300万ドル超を記録し、商業的には大成功を収めましたが、批評と観客の評価が大きく分かれた作品でもあります。本記事では、配信視聴方法、衝撃のあらすじ、新旧キャラクターの心理、興行成績、結末のネタバレ、製作秘話まで余すことなく解説していきます。

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』を全話無料で見る方法

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』を日本国内で配信視聴する場合、Disney+(ディズニープラス)が現在唯一の定額見放題プラットフォームです。スター・ウォーズ・サーガ全9作品はディズニーがルーカスフィルムを買収した2012年以降、Disney+が独占配信権を保持しており、月額990円(スタンダードプラン)または年額9,900円から視聴可能です。4K UHD・HDR10・Dolby Vision・Dolby Atmos対応の最高品質で、本作の壮大な宇宙戦闘とアク=トー島の幻想的な風景を最高の映像と音声で楽しめます。U-NEXT、Netflix、Amazonプライム・ビデオ、Hulu、ABEMA、TELASAなどでは見放題配信されていません。Disney+は無料お試し期間こそありませんが、ドコモ経由・auスマートパスプレミアム経由・JCBクレジットカード経由などで割引キャンペーンが行われることがあるため、加入時には確認することをおすすめします。一時的な視聴を希望する場合は、Apple TV、Amazon Prime Videoストア、Google TV、楽天TVなどでデジタル購入(約2,500円前後)またはレンタル(約500〜700円程度)が可能です。物理メディアではBlu-ray、4K UHD Blu-rayがディズニー公式から販売されており、TSUTAYA DISCASやGEO宅配レンタルでもDVD・Blu-rayをレンタル可能です。続三部作(『フォースの覚醒』『スカイウォーカーの夜明け』)と一気見したい場合や、関連ドラマシリーズ『マンダロリアン』『アソーカ』『スケルトン・クルー』なども併せて楽しみたい場合は、Disney+加入が最もコスト効率の良い選択となります。

あらすじ

前作『フォースの覚醒』のラストシーンから物語は直接継続。レジスタンス本拠地のディカー基地を、ファースト・オーダーの艦隊が圧倒的な戦力で襲撃します。ポー・ダメロン率いる小規模なX-ウィング部隊が必死の防衛戦を展開する中、レイア将軍は艦隊撤退を指示。しかし作戦の途中で旗艦が攻撃を受け、レイア将軍は一時意識不明に陥ります。一方、孤島アク=トーでは、レイがルーク・スカイウォーカーにライトセーバーを差し出し、ジェダイへの修練を懇願していました。しかしルークはセーバーを海に放り投げ、ジェダイ騎士団の再興を断固拒否します。何故ルークは隠遁したのか――その理由は、彼が育てていた弟子ベン・ソロ(後のカイロ・レン)の中に強烈な闇の力を感じ、一瞬の心の揺れで剣を抜き、結果としてベンを闇堕ちに追い込んでしまった過去にありました。レイは粘り強くルークを説得し、彼から最初のジェダイ寺院の歴史と、ジェダイの教えを学んでいきます。一方、レイとカイロ・レンの間には、フォースを通じた不思議な「テレパシー的繋がり(フォース・コネクション)」が生まれ始め、二人は相手の感情と思考を共有していきます。レイは、カイロ・レンの中にも光が残っていると確信し、彼を救いに行くことを決断。逆にカイロ・レンも、レイに対する複雑な感情を抱きはじめます。一方、レジスタンス艦隊はファースト・オーダーの追跡から逃れるため、フィンとローズという新キャラクターが秘密任務でカジノ惑星カント・バイトに潜入。一方、ポー・ダメロンは新司令官アミリン・ホルドーと対立しながらも独自の作戦を試みます。物語は、レジスタンスとファースト・オーダーの最終決戦、レイとカイロ・レンの選択、そしてルークの究極の決断へと向かっていきます。

登場人物

■レイ:ルークから修練を受ける一方、カイロ・レンとの不思議な精神的繋がりに苦悩。本作では「あなたは特別な血筋ではない、両親はジャクーで酒に溺れて売り飛ばされた『誰でもない者』だった」という衝撃の真実を突きつけられ、自分のアイデンティティを問い直すことになります。■カイロ・レン(ベン・ソロ):本作で「自分自身の主人公になる」決意を固める青年ヴィラン。スノークを裏切り、自身の力で銀河を支配しようとする野心と、レイへの惹かれる気持ちの間で揺れ動きます。■ルーク・スカイウォーカー:伝説のジェダイ・マスターは、隠遁生活の中で深い絶望と自己嫌悪に苛まれていました。本作で描かれる「ジェダイ批判」「自身への失望」「再生」は、シリーズ最大のテーマとして描かれます。■レイア・オーガナ:将軍として依然レジスタンスを率いる彼女は、本作でフォースを使って真空中で生還する印象的なシーンを披露。■ポー・ダメロン:勇敢だが衝動的なエースパイロットとして、リーダーシップの何たるかを学んでいきます。■フィン:レジスタンスの一員として、新キャラクター・ローズと共に秘密任務に挑みます。■ローズ・ティコ:本作で初登場するレジスタンスの整備士。労働者階級出身の真摯な視点を物語にもたらします。■アミリン・ホルドー:レイア負傷後の代理司令官。冷静なリーダーシップで物語の重要な局面を支えます。■スノーク:ファースト・オーダー最高指導者。本作で衝撃の運命を辿ります。■ヨーダ(フォース・ゴースト):本作でパペッタリー(人形)として復活し、ルークに最後の教えを授けます。

スタッフ・キャスト陣

レイ役のデイジー・リドリー(吹替:永宝千晶)は、本作で内面の葛藤をより深く掘り下げる演技を披露。ルーク・スカイウォーカー役はマーク・ハミル(吹替:磯部勉、後に小川真司/島田敏)が34年ぶりにメインで復帰。年齢を重ねたルークの孤独と苦悩を見事に演じ、批評家から絶賛されました。カイロ・レン役のアダム・ドライバー(吹替:松風雅也)は、内面の動揺と決意の揺れを精緻に表現。レイア役のキャリー・フィッシャー(吹替:湯屋敦子)は、本作の撮影完了後、2016年12月に急逝。本作は彼女の遺作(生前に撮影完了した最後の出演作)の一つとなり、エンドクレジットには「In Loving Memory of Our Princess」の追悼メッセージが添えられました。フィン役のジョン・ボイエガ(吹替:浪川大輔)、ポー役のオスカー・アイザック(吹替:森久保祥太郎)、ローズ・ティコ役の新キャストはケリー・マリー・トラン(吹替:早見沙織)、アミリン・ホルドー役にはローラ・ダーン(吹替:田中敦子)、DJ役にはベニチオ・デル・トロ(吹替:諏訪部順一)。スノーク役(モーションキャプチャー)はアンディ・サーキス(吹替:石田太郎)。ヨーダ役は再びフランク・オズが担当し、人形パペッタリーで本作に復活しました。チューバッカ役はピーター・メイヒューが本作で最後に演じ、後継者ヨーナス・スオタモが交代したとされています。BB-8役の声はビル・ヘイダー(吹替:森田順平)が担当しました。

興行収入・話題

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は、2017年12月15日に北米で公開され、初週末興収約2億2,000万ドル(前夜興収4,500万ドル含む)でオールタイム第2位(公開時、前作『フォースの覚醒』に次ぐ)の大ヒット・スタートを切りました。最終的な北米興収は6億2,000万ドル、海外興収は7億1,300万ドルで、世界累計は約13億3,300万ドルを記録。2017年公開作品の世界興収ランキングで第2位(『美女と野獣』『ワンダー・ウーマン』を上回り、『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』には届かず)にランクインしました。日本国内では2017年12月15日の世界同時公開で、最終的な日本国内興行収入は約75億2,000万円。続三部作の中では『フォースの覚醒』に次いで第2位の成績です。製作費は約2億〜3億1,700万ドルとされ、興行的には大成功でしたが、続三部作内では『フォースの覚醒』(約20億7,000万ドル)から興収が大幅に下落した点でファンの間で議論を呼びました。批評面では、ロッテン・トマトの批評家スコア91%(プロ評価は非常に高い)に対し、観客スコアは42%(観客評価は分裂)という、シリーズ史上最も「批評家と観客の意見が乖離した」作品となりました。第90回アカデミー賞では視覚効果賞、編集賞、音響編集賞、音響賞、作曲賞の4部門にノミネート。サターン賞では最優秀脚本賞、最優秀監督賞をライアン・ジョンソンが受賞しました。

ネタバレ

(以下、結末を含む重要なネタバレを多数含みますのでご注意ください)物語のクライマックスは、複数の場所で同時並行に展開します。スノーク玉座の間では、レイがカイロ・レンに連れ去られ、スノークの前に引き出されます。スノークはレイを苦しめ、カイロ・レンに彼女を殺すよう命令しますが、カイロ・レンは隠し持っていたレイのライトセーバーを操ってスノークを真っ二つに切り裂き、最高指導者を暗殺します。これはシリーズの常識を覆す衝撃の展開で、長く神格化されていた「銀河を支配する最大の敵」が、瞬時に消え去る瞬間でした。続いてレイとカイロ・レンは、スノークの近衛兵団と対決し、息の合った剣戟で全員を撃破。しかしカイロ・レンは「過去を全て燃やせ。スカイウォーカーも、シスも、ジェダイも、すべてを破壊しよう」とレイに自分の側に来るよう求めます。レイは彼の誘いを拒み、二人はライトセーバーをめぐって激しく綱引き、結果としてスカイウォーカーの青いライトセーバーが二つに割れてしまいます。一方、レジスタンス艦隊は塩の惑星クレイトに撤退。ファースト・オーダーの大軍に包囲される中、ルーク・スカイウォーカーが奇跡の登場を果たします。彼は「もう一度言う、最後のジェダイは私だ」と宣言し、AT-M6(重歩行戦車)の集中砲火を一身に浴びますが、なんとかすり抜けて生還――そう見せかけて、実はアク=トー島から「フォース投影」によって幻像を送り込んでいただけだったことが明かされます。この究極のフォースの技は、彼自身の生命力を消耗するものであり、銀河の英雄ルーク・スカイウォーカーは、双子の太陽が沈むのを見つめながら静かにフォースと一体化(消滅)します。ヨーダのフォース・ゴーストは「最も偉大な教えとは、失敗から学ぶこと」とレイたちに最後の教訓を残します。エンディングで描かれるのは、辺境の馬小屋で、貧しい子どもがフォースで箒を引き寄せる姿。これはフォースが「血筋」ではなく、誰にでも宿りうる希望の象徴であることを示す、感動的な締めくくりでした。

トリビア

本作には多くの興味深い裏話があります。まず、製作面では本作が「シリーズ史上最多のプラクティカル・エフェクト(実物大特殊効果)を使用した作品」となりました。クリーチャー・デザイナーのニール・スキャンランによれば、180〜200体ものクリーチャーが実物大のパペット・着ぐるみ・特殊メイクで製作され、CG偏重への反省と「物理的な手触り感」を追求した結果でした。撮影セットも壮観で、ピンウッド・スタジオの14のサウンドステージに合計125セットが組まれました(当初の脚本では160セットだったものを、ライアン・ジョンソンが「整理・カット」で125に絞りました)。ヨーダの登場シーンは、プリクエル三部作のCGではなく、オリジナル三部作と同じパペッタリーで製作され、操演はフランク・オズ自身が担当。ファンへの「原点回帰」のサービスとして高く評価されました。脚本面では、ライアン・ジョンソンは独自のビジョンを持って臨み、J.J.エイブラムスが『フォースの覚醒』で用意したいくつもの伏線を、敢えて違う方向に解釈しました。特に「レイの両親が誰でもない者」という設定は、ジョンソンが「観客と本人にとって最も辛い真実」として意図的に選んだ展開で、後の『スカイウォーカーの夜明け』でJ.J.エイブラムスが軌道修正することになります。レイア将軍がフォースで真空中を生還するシーンは、撮影当時もファンの間で物議を醸しましたが、後に「ファントム・メナス」でルーカスが描いた「フォースの根源的な力」の延長線として理解されるようになりました。アク=トー島の撮影には、アイルランドの離島スケリッグ・マイケル島が再び使われ、独特の幻想的な雰囲気を生み出しました。

撮影裏話

本作の製作には、シリーズの常識を打ち破る大胆な挑戦がありました。ライアン・ジョンソン監督は、本作のために監督・脚本の双方を務めるという、ジョージ・ルーカス以来のシリーズ史上稀な役割を担いました。彼は『LOOPER/ルーパー』『BRICK/ブリック』などの実績で知られる気鋭の監督で、ディズニーは彼に「シリーズの神話を再解釈する」自由を与えました。撮影は2016年2月〜7月にかけて、イギリスのピンウッド・スタジオを中心に、アイルランドのスケリッグ・マイケル島、クロアチアのドゥブロヴニク(カント・バイト)、ボリビアのウユニ塩湖(クレイト)などで行われました。CGよりもプラクティカル・エフェクトを重視する方針は、ニール・スキャンラン率いるクリーチャー・チームに自由を与え、結果としてシリーズ史上最多の実物クリーチャーが登場することになりました。プロダクション・デザイナーのリック・ハインリックスは、独創的なセットデザインで知られ、本作のスノーク玉座の間の真紅の内装、アク=トーのジェダイ寺院、クレイトの白塩・赤土のコントラストなど、視覚的に印象深い世界を構築しました。音楽はジョン・ウィリアムズが続投し、レイア将軍へのトリビュート楽曲、レイとカイロ・レンのフォース・コネクションを表現する新たなテーマなど、感動的な楽曲を多数追加。批評面では、プロの批評家からは「シリーズ史上最高傑作の一つ」と絶賛される一方、一部のコアファンからは「ルークの描き方が違う」「神話を破壊した」と強烈な反発を招き、続三部作の評価を二分する作品となりました。しかし時の経過とともに再評価が進み、現在は「最も野心的で、最も議論を呼んだスター・ウォーズ作品」として、現代映画批評の重要なケーススタディとなっています。