『グレイテスト・ショーマン』はどこで見れる?配信中サービスまとめ

2017年
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『グレイテスト・ショーマン』はどこで見れる?配信サービス一覧

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『グレイテスト・ショーマン』とは?作品の見どころ

『グレイテスト・ショーマン』はどこで見れる?結論から言うと、2026年7月現在Netflix・Amazon Prime Video・Disney+・Hulu・U-NEXTの5サービスで見放題配信中で、なかでもU-NEXTの31日間無料トライアルを使えば登録だけで無料で最後まで視聴できます。まず配信状況と無料で見る方法を知りたい方は次のセクションへ、作品の魅力を知りたい方はこのまま読み進めてください。

「This Is Me——これが私だ、私を見て、私の声を聞いて」。本作屈指のアンセム『This Is Me』(キアラ・セトル歌唱)と共に、2017年公開のミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』は、マイケル・グレイシー監督の初監督作品にして現代ミュージカル映画の代表作として記憶されています。19世紀の米国で実在した世界的興行師P.T.バーナム(フィニアス・テイラー・バーナム、1810-1891)の人生を、ヒュー・ジャックマン、ザック・エフロン、ミシェル・ウィリアムズ、レベッカ・ファーガソン、ゼンデイヤ、キアラ・セトルという豪華キャストで描いた感動作です。第90回アカデミー賞主題歌賞ノミネート、第75回ゴールデングローブ賞主題歌賞受賞。世界興行収入4億3500万ドル、北米興収1.7億ドル、日本興収52.4億円を記録し、『ラ・ラ・ランド』を抜いて日本でのオリジナルミュージカル映画歴代1位に輝いた本作の魅力を、登録だけで無料で視聴できる動画配信サービスの紹介とあわせて徹底解説します。

『グレイテスト・ショーマン』を全話無料で見る方法

映画『グレイテスト・ショーマン』を無料で見る方法として、2026年7月時点で最も確実なのはU-NEXTの31日間無料トライアルを活用することです。月額2189円のU-NEXTで本作は見放題配信されており、新規入会者は31日間の無料体験期間中であれば追加料金一切なしで見放題で視聴できます。

【U-NEXT(31日間無料トライアル)】本作はU-NEXTの見放題対象として配信中。新規入会で31日間の無料体験が用意されており、その期間内であれば一切の追加料金なしで本編を最後まで視聴できます。登録時に600ポイントが付与されるため、本作のオリジナル・サウンドトラックの電子購入にも応用できます。週末1〜2日でマイケル・グレイシー監督とヒュー・ジャックマンの黄金コンビによるミュージカル傑作を堪能するのに最適です。

【Disney+(ディズニープラス)】本作はDisney+でも見放題配信中。20世紀フォックス(現20世紀スタジオ)製作作品としてラインナップに含まれています。月額990円(年額9900円)のサービスで、新規向けの恒常的な無料体験は2026年7月現在実施されていませんが、加入中の方はそのまま追加料金なしで視聴できます。

【Amazon Prime Video(30日間無料体験)】見放題配信中。プライム会員月額600円・年額5900円で、新規入会者には30日間の無料体験が用意されています。Fire TV StickやChromecast連携が容易で、家のテレビで大画面視聴したい方に最適です。お急ぎ便などのEC特典も同時に試せます。

【Hulu(見放題配信中)】洋画ミュージカルが手厚いHuluでも見放題配信中。ただし2026年7月現在、新規向けの恒常的な無料体験は実施していないため、登録だけで無料で見たい観点ではU-NEXTかPrime Videoが最有力です。すでに加入中の方はそのまま追加料金なしで視聴できます。

【Netflix(配信中)】Netflixでも配信中で、既存会員は追加料金なしで視聴可能。ただし日本では新規向け無料体験を提供していないため、初回登録だけで無料視聴したい場合はU-NEXTかPrime Videoを推奨します。

本作はレンタル課金や追加購入なしに、上記いずれかの登録だけで合法的に最後まで視聴できます。違法アップロード動画や海賊版ストリーミングは画質・音質が劣るうえセキュリティリスクも伴うため、必ず正規の配信サービスをご利用ください。

あらすじ

『グレイテスト・ショーマン』の物語は、19世紀初期の米国コネチカット州ベスルから始まります。仕立屋の息子として貧しく生まれた少年フィニアス・テイラー・バーナム(後のP.T.バーナム)は、父親の客であった裕福な家族の娘チャリティに一目惚れします。父親の死、孤児としての路上生活を経て、青年となったバーナムはニューヨークで再会したチャリティに改めて求婚し、彼女の家族の反対を押し切って結婚。2人の素朴な新婚生活が始まります。

2人の娘キャロラインとヘレンに恵まれたものの、貿易会社員のバーナムは、乗船船舶の海難事故で会社が倒産し職を失います。家族のために何かをしなければと焦るバーナムは、銀行から大金を借り受けて『バーナム博物館』をニューヨーク・マンハッタンに開業します。

最初は客が入らない退屈な博物館でしたが、娘たちの提案で『生きた珍しいもの』を展示する方向へ転換。バーナムは普通の人々とは違う身体特徴を持つ人々——身長230cmの巨人男性、身長61cmの『将軍トム・サム』、ヒゲを持つ女性歌手レティ・ルッツ、シャム双生児、犬人間など——を集めてショーとして再構築します。彼の発想は当初社会から差別と見なされましたが、彼は彼ら全員に『家族』としての居場所と尊厳を与え、彼らはバーナム・サーカスの中核キャストとして人気を集めていきます。

バーナムは批評家の冷笑にも負けずサーカスを大成功へと拡大。劇作家の若きフィリップ・カーライル(ザック・エフロン)を共同経営者に迎え入れ、フィリップは富裕層としての立場を捨ててバーナム・サーカスへの参加を決断します。フィリップと空中ブランコ芸人アン・ウィーラー(ゼンデイヤ)との、社会階層と人種の壁を超えた恋愛は、本作でも屈指の繊細なロマンスとして展開されます。

さらにバーナムは、世界的なオペラ歌手ジェニー・リンド(レベッカ・ファーガソン、『スウェーデンのナイチンゲール』として実在の歴史的人物)を米国に呼び寄せて全米コンサートツアーを企画。芸術的な成功を求めるあまり、バーナムは家族とサーカスの仲間を置き去りにしてツアーに集中していきます。しかしその執着は、家族との関係、仲間たちとの絆、彼自身の道徳的中心を徐々に崩していきます。クライマックスでは、彼が本当に愛していたものは何か、真の幸福とは何かという本作で最も哲学的なテーマが展開されます。

登場人物

『グレイテスト・ショーマン』に登場する重要キャラクターは、本作屈指の感動的な人物群です。

■ P.T.バーナム(フィニアス・テイラー・バーナム): 主人公で実在の19世紀の世界的興行師。ヒュー・ジャックマンが演じる本作で最もカリスマ的な主人公。貧しい家庭から大富豪へと成り上がる物語は、本作のテーマである『アメリカン・ドリームの理想と限界』を体現しています。

■ チャリティ・バーナム: バーナムの妻。ミシェル・ウィリアムズ(『マンチェスター・バイ・ザ・シー』『ブロークバック・マウンテン』で複数回アカデミー賞ノミネート)が演じる、常に夫を支え続ける妻。彼女が夫を応援し続ける姿は、本作で最も感動的な家族のドラマとして記憶されています。

■ フィリップ・カーライル: バーナムの共同経営者。ザック・エフロン(『ハイスクール・ミュージカル』シリーズ、『ヘアスプレー』で世界的に有名)が演じる、社会的地位を持ちながら芸術への情熱を選ぶ青年。本作で最も成熟したキャラクター・スタディを完成させました。

■ アン・ウィーラー: バーナム・サーカスの空中ブランコ芸人。ゼンデイヤ(後の『スパイダーマン』シリーズ、『DUNE』シリーズで世界的アイコンとなる)が演じる、社会的差別と戦いながら愛を貫く女性。彼女とフィリップの恋愛は、本作で最も感動的な異人種間ロマンスとして描かれます。

■ レティ・ルッツ(ヒゲ女): バーナム・サーカスのリードボーカル。キアラ・セトル(本作出演前は無名だった俳優・歌手)が演じる、差別を受けてきた女性が自分自身を愛する力を見つける姿。彼女が歌う『This Is Me』は本作の代名詞的アンセムとして、第75回ゴールデングローブ賞主題歌賞を受賞しました。

■ ジェニー・リンド: 世界的なオペラ歌手で『スウェーデンのナイチンゲール』として実在の歴史的人物。レベッカ・ファーガソン(『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』『DUNE』シリーズで有名)が演じる、本作で最も社会的に成功した女性。バーナムに抱く複雑な感情は、本作でも屈指の繊細な人間ドラマとして描かれます。

■ ジェームズ・ベネット: 『ニューヨーク・ヘラルド』の批評家。ポール・スパークスが演じる、バーナムの努力を冷笑し続ける敵役です。

■ キャロラインとヘレン・バーナム: バーナムの2人の娘。本作の感情的な核心を担う子どもキャラクターで、父への愛情は本作で最も感動的な瞬間の一つを生み出します。

■ バーナム・サーカスの仲間たち: 巨人男性、『将軍トム・サム』、シャム双生児、犬人間、刺青の男性など、差別を受けてきた人々の集団を主役級のキャラクターとして描く革新的な仕事を成し遂げました。彼らがバーナム・サーカスの中で『家族としての居場所と尊厳』を見つける物語は、本作の哲学的核心を体現しています。

スタッフ・キャスト陣

『グレイテスト・ショーマン』のキャストは、2010年代後半のハリウッドを代表する一流俳優陣が結集した豪華布陣です。

P.T.バーナム役のヒュー・ジャックマンはオーストラリアの世界的俳優・歌手・ダンサー。『X-MEN』シリーズのウルヴァリン役で世界的に有名で、『レ・ミゼラブル』(2012)のジャン・ヴァルジャン役で第85回アカデミー賞主演男優賞ノミネートを獲得した本格的ミュージカル俳優です。本作出演時49歳で、本作のために6年以上の準備期間をかけてダンスとボーカルの訓練を続けたという有名なエピソードがあります。

チャリティ・バーナム役のミシェル・ウィリアムズは米国の演技派女優。『ブロークバック・マウンテン』『ブルーバレンタイン』『マリリン 7日間の恋』『マンチェスター・バイ・ザ・シー』で4度のアカデミー賞ノミネートを獲得した名女優で、本作は彼女の代表作の一つとなりました。

フィリップ・カーライル役のザック・エフロンは米国の俳優。『ハイスクール・ミュージカル』シリーズ、『ヘアスプレー』で世界的アイドルとなった人物で、本作はミュージカル俳優としての成熟を象徴する仕事となりました。

アン・ウィーラー役のゼンデイヤは米国の若手俳優・歌手。本作出演時20歳で、後の『スパイダーマン: ホームカミング』『DUNE/デューン 砂の惑星』で世界的アイコンとなる重要な転機の作品となりました。

レティ・ルッツ役のキアラ・セトルは米国の歌手・女優。本作出演前は無名でしたが、本作で世界的に認知されました。彼女が歌う『This Is Me』は第75回ゴールデングローブ賞主題歌賞を受賞、第90回アカデミー賞主題歌賞ノミネートを獲得。オーディションで歌った際にヒュー・ジャックマンや製作陣全員が涙を流したという有名なエピソードがあります。

ジェニー・リンド役のレベッカ・ファーガソンはスウェーデンの女優。『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』のイルサ・ファウスト役で有名となり、後の『DUNE』シリーズでも活躍を続けます。

監督のマイケル・グレイシーはオーストラリアの映画監督で、本作が初の長編映画監督作品。それまでミュージックビデオやテレビCMの監督として活躍しており、本作の成功で世界的監督としての地位を確立しました。脚本はジェニー・ビックスとビル・コンドン。ビル・コンドンは『ドリームガールズ』『シカゴ』などのミュージカル映画で有名な監督・脚本家です。音楽担当はベンジ・パセクとジャスティン・ポールで、『This Is Me』『A Million Dreams』『The Greatest Show』『Rewrite the Stars』『Never Enough』など多数の名曲を作曲しました。彼らは『ラ・ラ・ランド』(2016)の作詞も担当した現代ミュージカル映画音楽の代表的チームです。振付はアシュリー・ウォレンが担当しました。

興行収入・話題

『グレイテスト・ショーマン』は2017年12月20日に米国で公開され、最終的な世界興行収入4億3500万ドルを記録しました。北米では1.7億ドル超、北米外で約2.65億ドルという内訳で、2017年公開作品の世界興行ランキング18位を獲得しています。

日本では2018年2月16日に公開され、最終的な日本興行収入は52.4億円を記録。2018年の年間洋画ランキングで上位に位置し、当時の日本でのオリジナルミュージカル映画歴代1位の座を獲得しました(『ラ・ラ・ランド』の興収44億円を抜く)。公開初週は他の大作との競合で4位スタートでしたが、その後口コミで動員が上昇を続け、最終的に8週連続トップ10入りという当時のシネコンでは異例のロングランを記録しました。

この『じわじわ型のロングラン』は現代映画業界の代表事例となりました。米国でも初週末興行は控えめでしたが、観客の口コミで動員が上昇し続け、最終的に北米歴代ミュージカル映画興収3位という数字を達成しています。

批評家からの評価は分かれました。Rotten Tomatoesの批評家スコアは56%、Metacriticは48点と中程度でしたが、観客スコアはRotten Tomatoesで87%と高く、中核ファン層から熱烈に支持されました。『P.T.バーナムの実際の経歴を美化しすぎ』という指摘もありましたが、観客は感動的な人間ドラマと素晴らしい音楽として高く評価しました。

第90回アカデミー賞では『This Is Me』が主題歌賞にノミネートされましたが、受賞は映画『リメンバー・ミー』の同名主題歌に譲りました。第75回ゴールデングローブ賞では『This Is Me』が主題歌賞を受賞し、作品賞(コメディ・ミュージカル部門)、主演男優賞(コメディ・ミュージカル部門、ヒュー・ジャックマン)の3部門にノミネートされました。

本作のサウンドトラック・アルバムも世界的大ヒットとなり、米国ビルボードのトップ・サウンドトラック・チャートで11週連続1位を記録。世界中で1500万枚以上を売り上げ、現代ミュージカル映画音楽史で最も売れたサウンドトラック・アルバムの一つとして記憶されています。本作以降、オリジナルミュージカル映画というジャンルの市場価値が再評価され、後の『アラジン』(2019)、『ウェスト・サイド・ストーリー』(2021)などへの影響を与え続けました。

ネタバレ

【以下、結末まで含むネタバレを多数含みます】

『グレイテスト・ショーマン』のクライマックスは、複数の感情的なドラマが並行して展開する圧巻の構成です。

【ジェニーとのツアーの失敗】バーナムがオペラ歌手ジェニー・リンドとの全米コンサートツアーに集中していた間、家族とサーカスの仲間たちは置き去りにされていきます。ジェニーはバーナムに密かな感情を抱いており、米国コンサートの最終公演でファンの前で彼に突如キスをするスキャンダルを引き起こします。新聞のカメラがその場面を捉え、2人の不倫が世間に広がる絶望的な事態になります。

バーナムは家族の元に戻りますが、妻チャリティはすでに深く失望しており、娘たちと共に一旦彼を離れ、実家に戻ります。本作で最も悲痛な家族の崩壊が描かれます。

【サーカスの炎上】同じ夜、バーナム博物館の前で『サーカスの仲間たちは社会への汚染だ』と主張する差別的な暴徒たちが、バーナム不在のサーカスを襲撃します。仲間たちが必死に防衛する中、フィリップ・カーライルはアン・ウィーラーを救うため燃える建物に飛び込み、大きな怪我を負います。バーナム博物館は炎上で完全に焼失し、彼の事業はすべて失われ、借金も返せない絶望的な状況で破産してしまいます。

【サーカスの仲間たちの決意】バーナムが絶望して『サーカスは終わりだ』と宣言した瞬間、仲間たちは衝撃の決意を見せます——彼ら全員が、新しいテント・サーカスを作る資金を提供すると申し出るのです。レティ・ルッツが先頭に立って『私たちはあなたの家族だ、あなたが私たちを家族として認めてくれた』と語る場面は、本作で最も感動的な瞬間の一つ。バーナムは彼らの信頼に応えるため、新しいサーカスの再開を決断します。

【家族との和解】バーナムは妻チャリティの実家に駆けつけ、『あなたが私の人生で最も愛する人だった、あなたを失うわけにはいかない』と告白。2人の和解は本作で最も感動的な家族のドラマとして記憶されています。

【新しいサーカスの開幕】ラスト、バーナムは新しいテント・サーカスを開幕させ、最終ナンバー『From Now On』で『これからは家族と仲間と共に生きる』という決意を歌い上げます。彼はサーカスを若きフィリップ・カーライルに引き継ぎ、娘のバレエ発表会に駆けつけます。娘の頬にキスをして『私の最高の作品はサーカスではなく、家族だ』と告げる場面で、本作の哲学的核心『真の幸福は家族と愛にある』というテーマが完璧に提示され、物語は幕を閉じます。

トリビア

■ ヒュー・ジャックマンの6年間の準備: ヒュー・ジャックマンは本作の出演前に6年以上の準備期間をかけて、ダンスとボーカルの訓練を続けたという有名なエピソードがあります。彼自身は『私のキャリアで最も愛する仕事の一つ』と語っており、本作の制作中に皮膚癌の治療を受けながら撮影を続けていたという事実もあります。

■ キアラ・セトルのオーディション: レティ・ルッツ(ヒゲ女)役のキアラ・セトルは本作出演前は無名でしたが、オーディションで『This Is Me』を歌った時、ヒュー・ジャックマンや製作陣全員が涙を流したという有名なエピソードがあります。本作の出演で世界的に認知され、ミュージカル俳優としてのキャリアを切り開きました。

■ 『This Is Me』の歴史的成功: 本作の代名詞的アンセム『This Is Me』(キアラ・セトル歌唱)は、第75回ゴールデングローブ賞主題歌賞を受賞、第90回アカデミー賞主題歌賞ノミネートを獲得しました。世界的に大ヒットし、現代ミュージカル映画音楽の傑作の一つとして記憶されています。

■ ベンジ・パセクとジャスティン・ポールの音楽: 本作の音楽は『ラ・ラ・ランド』(2016)の作詞も担当したベンジ・パセクとジャスティン・ポールが作曲。『This Is Me』『A Million Dreams』『The Greatest Show』『Rewrite the Stars』『Never Enough』など多数の名曲を生み出しました。

■ 観客の口コミによる驚異的なロングラン: 本作の興行的成功は『じわじわ型のロングラン』として現代映画業界の代表事例となりました。米国でも日本でも初週末興行は控えめでしたが、観客の口コミで動員が上昇し続け、当時のシネコンでは異例のロングラン上映を実現しました。

■ サウンドトラックの歴史的記録: 本作のサウンドトラック・アルバムは米国ビルボードのトップ・サウンドトラック・チャートで11週連続1位を樹立。世界中で1500万枚以上を売り上げ、現代ミュージカル映画音楽史で最も売れたアルバムの一つとなりました。

■ ザック・エフロンとゼンデイヤの空中ブランコ: フィリップとアンの恋愛シーン『Rewrite the Stars』では、2人が空中ブランコで踊る本作屈指の印象的なシーンが描かれます。両俳優ともに数ヶ月の訓練を受け、ほぼすべてのスタント・シーンを自身でこなしました。

■ 実在のP.T.バーナムとの差異: 本作は実在の興行師P.T.バーナムの人生を映画化していますが、実際のバーナムは搾取的な経歴を持っていたことが歴史学者から指摘されています。本作は人物像を大幅に美化していますが、『差別を受けてきた人々が自分自身を愛する力を見つける』というテーマは現代社会への重要なメッセージとして高く評価されています。

■ マイケル・グレイシー監督の初監督作品: 本作はマイケル・グレイシー監督の初の長編映画監督作品です。それまでミュージックビデオやテレビCMの監督として活躍していましたが、本作の成功で世界的監督としての地位を確立しました。

■ 上映時間とSing-Along版: 劇場公開版は1時間45分。後発のDVDで公開された『Sing-Along Edition』(歌詞付き版)が世界中のミュージカル・ファンに人気を博しています。

撮影裏話

『グレイテスト・ショーマン』でマイケル・グレイシー監督が取り組んだ最大の挑戦は、初の長編映画監督作品として現代ミュージカル映画の傑作を視覚化することでした。彼は本作の構想を2009年から温め始め、約8年の準備を経て2016年から本格的な撮影準備に入りました。

プロダクション・デザインのナサン・クロウリー(『ダークナイト』『インターステラー』『TENET』で活躍する伝説的デザイナー)は、19世紀のニューヨークを再現する歴史的な仕事を成し遂げました。バーナム博物館の巨大な内装、ニューヨークの街並み、ジェニー・リンドのコンサート会場、サーカスのテント内装など、多様で華やかな美術が完成されました。

衣装担当のエレン・ミロジニクは、本作のために約4500着の歴史的衣装を制作。19世紀上流階級のドレス、サーカスの仲間たちの華やかな衣装、空中ブランコの衣装まで、すべてが手作業で仕上げられました。VFXは『インセプション』『インターステラー』で知られるDouble Negativeが担当し、サーカスのテント内装や空中ブランコのシーンを実現しています。

音楽担当のベンジ・パセクとジャスティン・ポールは、本作の前に『ラ・ラ・ランド』(2016)の作詞で第89回アカデミー賞主題歌賞を受賞しており、本作では『This Is Me』『A Million Dreams』『The Greatest Show』『Rewrite the Stars』『Never Enough』など多数の名曲を作曲しました。振付のアシュリー・ウォレンは本作のミュージカル・ナンバーすべての振付を担当し、『The Greatest Show』のオープニングや『From Now On』のフィナーレなど、本作で最も印象的なシーンを生み出しました。

撮影は2016年11月から2017年4月までの約5ヶ月にわたり、米国ニューヨーク州とニュージャージー州を中心に行われました。そしてヒュー・ジャックマンは本作の制作中に皮膚癌の治療を受けながら撮影を続けたという事実があり、彼自身は『これは私のキャリアで最も愛する仕事の一つ』と語っています。本作のために6年以上かけてダンスとボーカルの訓練を続けた事実は、本作の精神的核心を象徴しています。

本作の興行的・批評的・賞典的成功は、マイケル・グレイシー監督を世界的監督として確立し、現代ミュージカル映画の方向性を変えました。『差別を受けてきた人々が自分自身を愛する力を見つける』『真の幸福は家族と愛にある』というテーマを完璧に視覚化した本作は、現代映画史に欠かせない一作です。とくに『This Is Me』のアンセム、『A Million Dreams』の幻想的な美しさ、『Rewrite the Stars』のロマンティックな空中ブランコのシーンは、今も多くのファンに愛されています。

よくある質問

Q. 『グレイテスト・ショーマン』はどこで見れる? A. 2026年7月現在、Netflix・Amazon Prime Video・Disney+・Hulu・U-NEXTの5サービスで見放題配信中です。いずれかに加入していれば追加料金なしで最後まで視聴できます。

Q. 無料で見る方法は? A. U-NEXTの31日間無料トライアルが最も確実です。新規入会なら31日間は本作を無料で見放題視聴でき、期間内に解約すれば料金はかかりません。Amazon Prime Videoの30日間無料体験も選択肢になります。

Q. Disney+とU-NEXTのどちらで見るのがいい? A. すでにDisney+に加入中なら追加料金なしでそのまま視聴できます。一方、まだどこにも加入しておらず登録だけで無料で見たい場合は、恒常的な無料体験があるU-NEXTがおすすめです。ミュージカル作品を幅広く楽しみたい方にもU-NEXTのラインナップは好相性です。

Q. 本作は実話・実在の人物? A. 主人公P.T.バーナムは19世紀に実在した世界的興行師で、ジェニー・リンド(スウェーデンのナイチンゲール)も実在の歴史的人物です。ただし本作はドラマとして脚色されており、人物像は大幅に美化されている点が歴史学者から指摘されています。

Q. 名曲『This Is Me』などサントラも楽しめる? A. 『This Is Me』は第75回ゴールデングローブ賞主題歌賞を受賞した本作の代表曲で、ほかにも『A Million Dreams』『The Greatest Show』『Rewrite the Stars』などの名曲が並びます。サウンドトラックは世界中で1500万枚以上を売り上げた大ヒット作なので、映画鑑賞後に配信サービスのポイントなどで購入して楽しむのもおすすめです。