『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』はどこで見れる?配信中サービスまとめ

『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』はどこで見れる?配信サービス一覧
『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』は2026年7月現在、Amazon Prime Video で配信中です(各社の公式配信情報にもとづく。下表に配信開始日と出典を掲載)。
| 配信サービス | 配信状況 | 出典 |
|---|---|---|
| Netflix | − | − |
| Amazon Prime Video | 配信中 2026年7月1日〜 | 公式 出典 |
| Disney+ | − | − |
| Hulu | − | − |
| U-NEXT | − | − |
配信開始カレンダーで他の新作もチェック:
『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』とは?作品の見どころ
「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」は、トム・クルーズを主演に迎え2017年に公開されたアクションアドベンチャー超大作である。監督は『スター・トレック』シリーズの脚本などで知られるアレックス・カーツマン。1932年の名作ホラー『ミイラ再生』を下敷きにしつつ、フランケンシュタインやドラキュラといった古典モンスターたちを一つの世界観に集めるユニバーサル・ピクチャーズの新企画「ダーク・ユニバース」の第1弾として制作された。舞台は中東の砂漠と現代のロンドンを行き来し、封印を解かれた古代エジプトの王女アマネットが引き起こす惨劇に、米軍関係者ニック・モートンが巻き込まれていく。トム・クルーズならではの体を張ったスタントアクションと、呪いの物語が融合した本作は、Amazon Prime Videoで手軽に楽しむことができる。派手なアクションと不気味なホラー演出、そしてラッセル・クロウ演じる二面性を持つ人物など、見どころの多い一本だ。
『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』を全話無料で見る方法
「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」はAmazon Prime Videoで配信中で、Prime会員であれば追加料金なしの見放題対象として視聴できる。Amazon Prime Videoはショッピングサービスのプライム会員特典として提供されており、対象作品であれば映画本編を通しで無料視聴できるのが大きな魅力だ。Amazonプライムは30日間の無料トライアルを用意しており、初めて利用する場合はトライアル期間中でも本作を含む見放題対象作品を楽しめる(トライアル内容や条件は時期により変わる可能性があるため、利用時に公式サイトで最新情報を確認してほしい)。スマートフォン、タブレット、パソコン、対応テレビなど幅広い端末に対応しており、ダウンロード機能を使えばオフライン環境でも再生可能だ。なお配信状況は今後変更される場合があるため、視聴前には必ずAmazon Prime Videoの作品ページで最新の配信状況を確認することをおすすめする。正規の配信サービスを利用することで、安全かつ高画質で本作を楽しむことができる。
あらすじ
物語の起点は紀元前の古代エジプト。本来ならば女王となるはずだった王女アマネットは、父王が新たに男児をもうけたことで王位継承の道を絶たれる。野心に取り憑かれた彼女は闇の神セトと契約を交わし、家族を殺害するが、その儀式は未遂に終わり、彼女は生きたままミイラとして砂漠の地下深くに封印されてしまう。時は流れて現代、米軍の物資調達を装いながら古代の秘宝を盗掘するならず者的な軍人ニック・モートン(トム・クルーズ)は、相棒クリス・ヴェイル(ジェイク・ジョンソン)や考古学者ジェニー・ハルシー(アナベル・ウォーリス)とともに、イラクの砂漠でアマネットの石棺を発見してしまう。石棺は輸送機でロンドンへ運ばれる途中、謎の鳥の大群に襲われて墜落。ニックは奇跡的に生還するが、それを境に彼はアマネットに呪いをかけられ、彼女の力の「依り代」として狙われる存在となってしまう。目覚めたアマネットは失われた力を取り戻すため、古代の短剣とルビーの原石を求めて暗躍を始め、ニックとジェニーは正体不明の秘密組織プロディジウムとその代表ヘンリー・ジキル博士(ラッセル・クロウ)の力を借りながら、王女の野望を食い止めるべく奔走していくことになる。
登場人物
主人公ニック・モートンは、軍の任務を私利私欲のための盗掘に利用するような小悪党だったが、アマネットの呪いを浴びたことで否応なく事件の中心に引きずり込まれていく。彼はやがて自らの身に宿った力と向き合い、単なる利己的な兵士から運命に立ち向かう存在へと変化していく点が本作の軸になっている。ヒロインのジェニー・ハルシーは考古学者としての専門知識を武器にニックを助ける聡明な女性で、プロディジウムという秘密組織との関わりも持つ重要人物だ。敵役のアマネットは、本来手にするはずだった王位を奪われた恨みから闇の力に魅入られてしまった悲劇の王女であり、単純な怪物としてではなく、権力への渇望と喪失の悲哀を抱えた複雑なキャラクターとして描かれている。もう一人の鍵を握るのがヘンリー・ジキル博士で、彼は表向き温厚な研究者でありながら、自らの内に凶暴なもう一つの人格(ミスター・ハイド)を抱えており、その設定は古典文学『ジキル博士とハイド氏』へのオマージュとなっている。彼が率いる組織プロディジウムは、超自然的な脅威を監視・対処する存在として描かれ、後続作品への布石としての役割も担っていた。
スタッフ・キャスト陣
主演のニック・モートン役はトム・クルーズが演じている。『ミッション:インポッシブル』シリーズなどで知られる同氏は、本作でも自ら過酷なスタントに挑み、体当たりのアクションで物語を牽引した。ヒロインのジェニー・ハルシー役には、『キングスマン』などにも出演するアナベル・ウォーリスが起用された。アマネット役を演じたのは、『キングスマン:ゴールデン・サークル』などで知られるダンサー出身の女優ソフィア・ブテラで、独特の身体表現を活かした恐ろしくも美しい王女像を作り上げている。ヘンリー・ジキル博士役には、『グラディエーター』でアカデミー賞主演男優賞を獲得した名優ラッセル・クロウが起用され、重厚な存在感で物語に深みを与えた。ニックの相棒クリス・ヴェイル役はジェイク・ジョンソン、プロディジウムの捜査官役にコートニー・B・ヴァンスが名を連ねている。豪華な顔ぶれが揃った本作は、単独の映画としてだけでなく、複数の怪物キャラクターが共演する「ダーク・ユニバース」という壮大な構想の出発点として企画された作品でもあった。
興行収入・話題
「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」の制作費はおよそ1億9500万ドルとされ、豪華キャストとVFXを駆使した大作らしい規模の予算が投じられた。興行収入は全世界で約4億900万ドル(北米で約8020万ドル、北米以外で約3億2900万ドル)を記録しており、数字だけを見れば決して小規模なヒットではない。しかし製作費に加えて宣伝費なども考慮した損益分岐点には届かず、業界では興行的な失敗作と位置づけられている。特に批評家からの評価が厳しく、怪物映画としての恐怖演出とアクション超大作としての派手さ、さらに「ダーク・ユニバース」立ち上げのための設定説明が同時に詰め込まれたことで、物語のテンポやトーンが定まらないという指摘が相次いだ。この不振の影響は大きく、本作を皮切りに複数のモンスター映画を連ねる計画だった「ダーク・ユニバース」構想は事実上白紙となり、続編として予定されていた『フランケンシュタインの花嫁』なども無期限延期に追い込まれることとなった。
ネタバレ
以下、物語の結末に触れる。ニックはアマネットの呪いによって死の淵に立たされながらも、最終的に自らの意志で闇の力(セトの力)を受け入れることを選ぶ。これはアマネットに支配されるためではなく、彼女の暴走を止め、世界を守るための決断だった。ニックはアマネットの心臓を貫いて彼女を滅ぼし、その代償として自身もまた死の淵に沈むが、セトの力を宿した存在として蘇り、闇と光の両方を併せ持つ半ば不死の存在に変貌する。一方でジキル博士は自らの中に潜むハイドの人格と常に戦い続けており、ラストではニックが今後、正体不明の力を制御しながら新たな脅威と戦っていく可能性が示唆されて幕を閉じる。この結末は続編や「ダーク・ユニバース」の今後の展開を強く意識したオープンな終わり方になっており、単体の完結編としては消化不良と感じる観客も少なくなかった。実際に本作の興行的な失敗を受けて、示唆されていた続編構想はそのまま実現することなく立ち消えとなっている。
トリビア
本作最大の見どころの一つである輸送機の墜落・無重力シーンは、CGだけに頼らず可能な限り実写で撮影されたことで知られる。トム・クルーズや共演のアナベル・ウォーリスらは、NASAの宇宙飛行士訓練にも使われる無重力体験用の特殊機に実際に搭乗し、約34秒間の無重力状態を64回も繰り返し体験しながら撮影に臨んだという。機体を回転させる特殊なセットを組んで役者たちが本当に宙を舞っているように見せる工夫がなされ、過酷な環境のため撮影クルーの中には体調を崩す者もいたと伝えられている。監督のアレックス・カーツマンは後年のインタビューで、本作を自身のキャリアにおける最大の失敗と振り返っており、複数のジャンル(ホラー・アクション・世界観構築)を一本の映画に詰め込みすぎたことが混乱を招いた要因だったと率直に語っている。また本作は1932年の『ミイラ再生』へのオマージュを随所に盛り込みつつ、女性を主要な脅威として据える斬新な設定に挑戦した作品でもあった。
撮影裏話
本作は、ユニバーサル・ピクチャーズが自社の伝統的な怪物キャラクター群(フランケンシュタイン、透明人間、ドラキュラ、狼男など)を横断的に登場させる壮大な連続企画「ダーク・ユニバース」の第1弾として、社運を賭けて制作された作品だった。マーベル・シネマティック・ユニバースの成功を意識し、ラッセル・クロウ演じるジキル博士とその組織プロディジウムを各作品共通のハブとして機能させる構想が立てられていたことも大きな特徴である。しかし公開後、批評家からは「ホラーとしても、アクション超大作としても中途半端」「後続作品への布石が本編のテンポを損なっている」といった厳しい評価が相次ぎ、興行的にも制作費に見合う成功とは言えない結果に終わった。この結果を受けて、脚本・製作を務めたクリス・モーガンとアレックス・カーツマンは共にダーク・ユニバース関連の企画から離れることとなり、2019年公開を予定していた『フランケンシュタインの花嫁』をはじめとする後続作品も軒並み無期限延期となった。結果として「ダーク・ユニバース」構想は事実上頓挫したが、本作自体はトム・クルーズならではの体当たりスタントや、ソフィア・ブテラの怪演など、単体のエンターテインメント作品として楽しめる要素も多く、公開から数年を経た今、当時の壮大な構想に思いを馳せながら鑑賞するのも一興だろう。


