『ウルトラマン』はどこで見れる?配信中サービスまとめ

『ウルトラマン』はどこで見れる?配信サービス一覧
『ウルトラマン』は2026年7月現在、U-NEXT で配信中です(各社の公式配信情報にもとづく。下表に配信開始日と出典を掲載)。
| 配信サービス | 配信状況 | 出典 |
|---|---|---|
| Netflix | − | − |
| Amazon Prime Video | − | − |
| Disney+ | − | − |
| Hulu | − | − |
| U-NEXT | 配信中 2026年7月1日〜 | 公式 出典 |
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『ウルトラマン』とは?作品の見どころ
『ウルトラマン』は、1966年7月17日から1967年4月9日までTBS系で放送された円谷プロダクション制作の特撮テレビシリーズです。毎週日曜19時の30分枠で全39話が放送され、M78星雲からやってきた光の巨人ウルトラマンが、科学特捜隊のハヤタ隊員と一心同体となって地球を襲う怪獣や宇宙人と戦う姿を描きました。前作『ウルトラQ』で培われた特撮技術と怪獣ドラマの土台の上に、「巨大ヒーローが怪獣と戦う」という新しいフォーマットを確立した記念碑的作品であり、以後半世紀以上続くウルトラシリーズの原点となりました。バルタン星人、レッドキング、ゼットンといった個性豊かな怪獣・宇宙人たちは放送から60年を経た今もなお愛され続けています。関東地区で最高視聴率42.8%を記録したと伝えられる国民的番組であり、日本の特撮史・テレビ史を語る上で欠かせない一本です。2026年7月1日からはU-NEXTでHDリマスター版の配信が始まり、初代ウルトラマンの雄姿を高画質で見られるようになりました。本記事では、視聴方法からあらすじ、キャラクター、キャスト、結末のネタバレ、制作秘話まで、『ウルトラマン』の魅力を余すところなく紹介します。
『ウルトラマン』を全話無料で見る方法
『ウルトラマン』は、2026年7月1日よりU-NEXTでHDリマスター版が配信されています。U-NEXTの見放題対象であれば、月額プランに加入することで全39話を追加料金なしで視聴できます。U-NEXTには初めて登録する方向けの無料トライアル期間が用意されており、期間中に解約すれば料金はかかりません。トライアルの条件や見放題対象かどうかは時期によって変わる可能性があるため、視聴前に必ずU-NEXT公式サイトで最新の配信状況と料金を確認してください。
1966年放送の本作は、これまでDVD・Blu-rayや各種配信サービスで折に触れて展開されてきましたが、HDリマスター版を定額で一気に見られる環境は貴重です。1話約30分・全39話という構成は、1日数話ずつ観ても1〜2週間で完走できるボリュームで、配信視聴との相性が良い作品と言えます。第1話「ウルトラ作戦第一号」から最終話「さらばウルトラマン」まで順番に観るのが基本ですが、各話完結型なので、バルタン星人が登場する第2話や実相寺昭雄監督回など、気になるエピソードから観始めても楽しめます。動画共有サイトなどに違法にアップロードされた映像ではなく、正規の配信サービスで安心・高画質に楽しむことをおすすめします。
あらすじ
『ウルトラマン』の物語は、怪獣や宇宙人による事件が多発するようになった近未来の地球から始まります。国際的な組織である科学特捜隊(科特隊)の日本支部に所属するハヤタ隊員は、湖に飛来した謎の赤い球体を追跡中、青い球体を追ってきたM78星雲の宇宙人の乗る宇宙船と衝突し、命を落としてしまいます。責任を感じた宇宙人は、自らの命をハヤタに分け与え、一心同体となることを申し出ます。こうしてハヤタは、ベーターカプセルを掲げることで身長40メートルの光の巨人ウルトラマンに変身する力を得ました。
以後、怪獣ベムラーとの初戦を皮切りに、宇宙忍者バルタン星人、どくろ怪獣レッドキング、透明怪獣ネロンガなど、次々と現れる脅威に科特隊とウルトラマンが立ち向かいます。ウルトラマンは地球上では長く活動できず、胸のカラータイマーが青から赤に変わり点滅を始めると、残されたエネルギーはわずか。この「3分間の制約」が毎回の戦いに緊張感をもたらします。そして最終話、宇宙恐竜ゼットンとの戦いでシリーズは大きな結末を迎えます。単なる勧善懲悪にとどまらず、怪獣の側の悲しみや人間社会への批評を織り込んだエピソードも多く、子ども番組の枠を超えたドラマ性が本作の魅力です。
登場人物
『ウルトラマン』の主人公は、科学特捜隊のハヤタ隊員とウルトラマンです。ハヤタは冷静沈着で責任感の強いエリート隊員で、ウルトラマンと一心同体になっていることを仲間にも隠したまま、ベーターカプセルで変身して戦い続けます。ウルトラマンはM78星雲の「光の国」から来た宇宙人で、必殺技は両腕を十字に組んで放つスペシウム光線。八つ裂き光輪(ウルトラスラッシュ)などの多彩な技も駆使します。
科学特捜隊の面々も物語の柱です。日本支部の隊長ムラマツキャップは、部下思いで統率力のあるリーダーとして隊を支えます。アラシ隊員は射撃の腕に優れた武闘派、イデ隊員は数々の新兵器を発明するムードメーカーで、コミカルな場面だけでなく「怪獣を倒すことの意味」に悩む回では物語の良心として機能します。紅一点のフジ・アキコ隊員は通信担当として活躍し、弟のように科特隊に出入りするホシノ少年は子どもの視聴者の目線を担いました。彼らはジェットビートルなどのメカとスーパーガンを駆使し、ウルトラマン頼みではなく自らも怪獣に立ち向かいます。そして敵側では、分身術を操る宇宙忍者バルタン星人、最終話でウルトラマンを打ち破る宇宙恐竜ゼットン、哀しみを背負った怪獣ジャミラやピグモンなど、単なる悪役にとどまらないキャラクターたちが物語を彩ります。
スタッフ・キャスト陣
『ウルトラマン』でハヤタ隊員を演じたのは黒部進です。端正な顔立ちと折り目正しい佇まいでヒーローの人間体を体現し、その後もシリーズのゲスト出演などで長くウルトラマンの顔であり続けました。娘の吉本多香美が後年『ウルトラマンティガ』にヒロインとして出演したことも、ファンには親子二代の縁として知られています。
ムラマツキャップを演じた小林昭二は、本作の後も『仮面ライダー』の立花藤兵衛役などで知られる名脇役で、子ども番組に大人の重みを与える存在でした。フジ・アキコ隊員の桜井浩子は前作『ウルトラQ』のヒロインに続く出演で、草創期のウルトラシリーズを支えた女優です。後年もリマスター版の放送・配信の折に当時を語るコメントを寄せるなど、作品の語り部として活動しています。アラシ隊員を演じた毒蝮三太夫(当時は石井伊吉名義)、イデ隊員の二瓶正也も強い印象を残し、ホシノ少年は津沢彰秀が演じました。また、ウルトラマンのスーツアクターを務めた古谷敏の、すらりとした長身から生まれる美しい立ち姿とファイティングポーズは、初代ウルトラマンの造形美に欠かせない要素だったと評価されています。ナレーションは浦野光が担当し、格調ある語りで番組を引き締めました。
興行収入・話題
『ウルトラマン』はテレビシリーズであるため、映画のような興行収入という指標は存在しません。ここでは代わりに、当時の視聴率と社会的な広がりを紹介します。本作は放送当時、関東地区で最高視聴率42.8%を記録したと伝えられています。これは1967年3月26日放送の第37話「小さな英雄」でのビデオリサーチ調べ(関東地区)の数字とされ、日本の特撮テレビシリーズとしては金字塔級の記録です。平均視聴率も30%台と極めて高く、日曜夜7時には子どもたちがテレビの前に集まる、まさに国民的番組でした。
人気は視聴率にとどまらず、怪獣のソフビ人形やブロマイドなどの関連商品が爆発的に売れ、「怪獣ブーム」と呼ばれる社会現象を巻き起こしました。番組終了後も再放送のたびに新しい世代のファンを獲得し、『ウルトラセブン』以降のシリーズ、平成・令和のウルトラマンたち、さらには2022年の映画『シン・ウルトラマン』に至るまで、半世紀を超えて続くフランチャイズの源流となっています。海外でも放送され、ウルトラマンは日本発ヒーローの代名詞として世界的な知名度を獲得しました。興行収入という数字はなくとも、日本のポップカルチャーに与えた影響の大きさは、どんな数字にも代えがたいものがあります。
ネタバレ
『ウルトラマン』の結末に触れます。未見の方はご注意ください。最終話となる第39話「さらばウルトラマン」で、地球はゼットン星人の侵略を受け、切り札として宇宙恐竜ゼットンが送り込まれます。ゼットンはウルトラマンのスペシウム光線を吸収して撃ち返し、テレポーテーションで攻撃をかわす強敵で、ついにウルトラマンはカラータイマーを破壊されて倒れてしまいます。連戦連勝だったヒーローが子どもたちの目の前で敗北するという衝撃的な展開は、放送当時大きな反響を呼びました。
しかし物語はそこで終わりません。ゼットンにとどめを刺したのは、科特隊の岩本博士が開発した新兵器を使ったアラシ隊員たち人間の力でした。ウルトラマン頼みだった人類が自らの手で最強の敵を打ち破るという結末は、「地球の平和は人間自身が守るべきだ」という本作の一貫したテーマを鮮やかに示しています。そして倒れたウルトラマンのもとに、ゾフィーが迎えに現れます。ウルトラマンは、自分と一心同体となったハヤタの命を案じ、自らの命をハヤタに渡して去ることを願い出ます。ゾフィーは命を2つ持ってきたと告げ、ハヤタとウルトラマンは分離。ハヤタは衝突事故以降の記憶を失ったまま、飛び去る光を見送るのでした。別れの切なさと人類への信頼が同居する、シリーズ屈指の名エンディングです。
トリビア
『ウルトラマン』には数多くの豆知識があります。まず、ウルトラマンの活動時間を示すカラータイマーの「3分間」という設定は、緊張感の演出とともに、着ぐるみでの長時間撮影や特撮カットの制約とも相性の良いアイデアでした。胸のランプが点滅を始める音は、今も多くの人が口で再現できるほど浸透しています。
人気ナンバーワンの敵キャラクターとして知られる宇宙忍者バルタン星人は、第2話「侵略者を撃て」で初登場しました。ハサミ状の両手と「フォッフォッフォ」という独特の声、分身の術で知られ、シリーズを通じて何度も再登場する看板宇宙人となりました。また、第37話「小さな英雄」は最高視聴率42.8%を記録したエピソードとされ、友好珍獣ピグモンの再登場と、イデ隊員が「ウルトラマンがいれば科特隊は要らないのでは」と悩む姿が描かれる、人気と内容を兼ね備えた回です。
異色作として名高いのが第23話「故郷は地球」。人類に見捨てられた宇宙飛行士が変わり果てた姿となった怪獣ジャミラの悲劇を描き、佐々木守の脚本と実相寺昭雄の映像表現が子ども番組の枠を超えた社会性を持ち込みました。ほかにも、二次元怪獣ガヴァドン、古代怪獣ゴモラが大阪城で暴れる前後編など、語り草となったエピソードは枚挙にいとまがありません。オープニング主題歌「ウルトラマンの歌」も世代を超えて歌い継がれています。
撮影裏話
『ウルトラマン』の制作の背景には、「特撮の神様」と呼ばれた円谷英二率いる円谷プロダクションの挑戦がありました。前作『ウルトラQ』が怪獣・怪奇現象を描くアンソロジーとして成功したのを受け、本作では明確なヒーローを主役に据える方針が取られ、「巨大変身ヒーロー対怪獣」という後のシリーズの基本形がここで生まれました。企画・脚本の中心となったのは金城哲夫で、沖縄出身の彼が込めた融和への願いは、怪獣にも事情や悲しみがあるという本作の物語性に色濃く表れています。
ウルトラマンや怪獣たちのデザインを手がけたのは彫刻家でもある成田亨です。仏像の微笑とギリシャ彫刻を思わせる、余計な装飾を削ぎ落としたウルトラマンの造形は「シンプルであること」を追求した美術作品として今も高く評価されており、後年の映画『シン・ウルトラマン』のデザインにも原点として参照されました。監督陣には円谷一、飯島敏宏、実相寺昭雄ら個性豊かな才能が集い、特に実相寺昭雄の逆光や大胆な構図を用いた映像は特撮演出の可能性を大きく広げました。一方で、毎週怪獣の着ぐるみとミニチュアセットを用意する制作は過酷を極め、スケジュールと予算の逼迫もあって全39話で一区切りとなります。それでも本作が確立した様式は『ウルトラセブン』以降へ受け継がれ、60年続くシリーズの礎となりました。



