アナと雪の女王2が無料で全話見れる動画配信はどれ|考察、ネタバレ、タダで見る方法も解説

2019年

『アナと雪の女王2』が見れる動画配信サービス

現在、Disney+ で視聴できます。

配信サービス視聴可否
Netflix
Amazon Prime Video
Disney+視聴可能
Hulu
U-NEXT

『アナと雪の女王2』とは?作品の見どころ

アレンデール王国に夏が訪れた頃、エルサ女王の頭の中に「不思議な歌声」が響き始めます――『アナと雪の女王2』は、前作から3年が経ったエルサ、アナ、クリストフ、オラフ、スヴェンの仲間たちが、王国の北方の「魔法の森」へと旅立ち、エルサ自身の魔法の起源と、彼女たちの両親が遺した秘密を探る旅に挑む長編アニメーションです。本作は前作の「Let It Go」以来となる新しい主題歌『Into the Unknown(イントゥ・ジ・アンノウン)』を擁し、再びディズニー作品史上最高峰の音楽性とドラマ性を実現した記念碑的な続編として位置づけられています。

本作は2019年11月22日に米国で公開されたウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ製作の長編アニメーション映画。配給はウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ。監督はクリス・バックとジェニファー・リーの再共同。脚本はジェニファー・リー(前作の脚本担当)。製作はピーター・デル・ヴェチョ、製作総指揮はジョン・ラセター(後にバイロン・ハワード)、音楽はクリストフ・ベック、楽曲はロバート・ロペスとクリステン・アンダーソン=ロペス夫妻が再び作詞・作曲を担当。

見どころは、本作が世界興行収入累計約14億5000万米ドルという驚異的な記録を達成し、長編アニメーション映画として歴代世界興行収入第1位(公開時点)を更新する結果を残したことです。本作の主題歌『Into the Unknown』はエルサが本作の冒頭の北からの不思議な歌声に応答する楽曲として、前作の『Let It Go』に並ぶ世界的な大ヒットとなりました。第92回アカデミー賞オリジナル主題歌賞ノミネート(受賞は『ロケットマン』の『(I'm Gonna)Love Me Again』)。本作の46言語での吹替版が制作され、2024年公開予定の『アナと雪の女王3』へと続く長期フランチャイズの基盤を築きました。

『アナと雪の女王2』を全話無料で見る方法

結論として、2026年4月時点で『アナと雪の女王2』を国内で見放題視聴できる動画配信サービスは、ディズニープラス(Disney+)のみです。Disney+の見放題プランに登録すれば、本編のフル視聴が可能で、字幕版・吹替版の両方が用意されています。

Disney+(ディズニープラス)

Disney+はWalt Disney Companyが運営する公式の動画配信サービスで、ディズニー作品はすべて本サービスのもとで一元的に提供されています。月額プランは2026年3月25日から「スタンダード」(1,140円/月)「プレミアム」(1,520円/月)に料金改定されています。年額プランは年額9,900円(スタンダード)からで、2ヶ月分無料の計算となるため経済的です。

登録手順:

  1. 公式サイト disneyplus.com/ja-jp にアクセス
  2. 「サインアップ」からアカウントを作成
  3. プランを選択(スタンダード/プレミアム/Huluセット/年額プラン)
  4. 支払い方法を入力(クレジットカード/PayPal/キャリア決済/アプリ決済対応)
  5. 登録完了後、本編をスマートフォン・PC・スマートテレビ・ゲーム機で視聴開始

Disney+は本作(2019年版)のほか、前作『アナと雪の女王』(2013年)、Disney+独占短編『エルサのサプライズ』(2015年)、Disney+独占短編『アナと雪の女王/家族の思い出』(2017年)、Disney+独占ドキュメンタリーシリーズ『Into the Unknown: Making Frozen 2』(2020年)など、シリーズ全作品を見放題で楽しむことができる唯一のサービスです。今後予告されている『アナと雪の女王3』『アナと雪の女王4』もDisney+で配信される見込みです。

Hulu/Lemino/DMM TV/TELASA/music.jp(レンタル配信)

これらのサービスでは本作はレンタル配信されています。Disney+を契約しない方針の場合は、これらのサービスでの単発レンタル(数百円台)が選択肢となります。

Amazon Prime Video(レンタル・購入)

Amazon Prime Videoでは、本作はレンタル配信および購入が可能です。プライム会員は無料視聴ではなく、別途レンタル料金が必要です。

TSUTAYA DISCAS(宅配DVD/Blu-rayレンタル)

本作は旧作扱いのため、TSUTAYA DISCASでは追加料金なしのフル視聴が可能です。新規登録時に30日間の無料お試し期間が用意されており、期間中は旧作・準新作の作品を月に最大8枚まで無料でレンタルできます。

Blu-ray・DVD・4K UHD購入

ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンからBlu-ray・DVD・4K UHD(MovieNEX)が発売されており、Amazonや家電量販店で安定して入手できます。本編にメイキング映像や監督・スタッフの解説、各国版の『Into the Unknown』を集めた特典映像なども収録した版が選択肢になります。

地上波放送

日本テレビ系『金曜ロードショー』ほか、地上波・BS各局で本作は不定期に放送されてきました。最新の放送スケジュールを各局の公式サイトで確認しておくと、無料で視聴できる機会を逃しません。

あらすじ

アレンデールの3年後の秋

物語の舞台は、前作から3年が経ったアレンデール王国の秋。エルサは安定した女王として王国を統べ、アナはクリストフとの本格的な恋愛関係を続け、オラフは存在の意味について哲学的な問いを抱えながら、雪だるまとして自由に生きています。仲間全員が幸せに過ごす日常の中、ある夜、エルサの頭の中に不思議な「呼び声(女性の歌声)」が響き始めます。

本編冒頭の前日譚では、エルサとアナが幼い頃、父アグナル王が彼女たちに「アレンデール王国の北方の魔法の森」と「ノーザルドラーの民族」についての童話を語る場面が描かれます。そこには、「アレンデール王国の祖父ルーナード王が、ノーザルドラー族との間で行った『ダム建設の儀式』が、両民族の間に深い対立を生み、結果として魔法の森全体が霧に閉じ込められた」という、王国の歴史の重要な秘密が隠されていました。

北からの呼び声と、魔法の森への旅立ち

エルサは「Into the Unknown(呼び声に応えて未知の世界へ)」という新しい主題歌を歌いながら、自分の魔法の起源を求めて、北の魔法の森へと旅立つ決意を固めます。アナ、クリストフ、オラフ、スヴェンも彼女に同行することを決め、5人は北方の魔法の森へと向かいます。

魔法の森に到着した一行は、長年霧に閉じ込められていた森の深部で、二つの民族の存在に出会います。一つは、王国の祖父ルーナード王が森に残した古いアレンデール兵士たちの末裔。もう一つは、自然と共生して生きてきた先住民族「ノーザルドラー族」。両民族は対立を抱えたまま、何十年も同じ森に閉じ込められて暮らしていました。さらに森には、4つの精霊(風、火、水、土)が支配する独自の世界観が存在し、それぞれの精霊が魔法の森全体を司っていました。

エルサの魔法の起源

エルサは森の深部で、母イドゥナがノーザルドラー族の出身者だったという驚きの真実を知ります。エルサとアナの両親は、両民族の間の対立の中で運命的に出会い、結婚していたのです。エルサが生まれつき魔法の力を持っていたのは、母方の血統に流れる古代の魔法の力――アレンデール王国に存在する「第五の精霊」――の表現でした。

エルサの両親は、王国の祖父ルーナード王が遺した「ダム建設の真の真実」――それは表向きは平和の象徴とされていたが、実は祖父が両民族の対立を煽るためにダムを利用していた――を解き明かすため、北方の伝説の「アートホヘラン(記憶の海)」を渡る船旅で命を落としていました。

物語は、エルサがアートホヘランの先にある「真実」を求めて、自分自身の限界を超えた魔法の旅に挑む本作のクライマックスへと進んでいきます。

登場人物

エルサ(声:イディナ・メンゼル/日本語版:松たか子)

本作の主人公の一人。前作から続投で、本作では女王としての役割を超えて、自分自身の魔法の起源を探る旅へと進みます。彼女のキャラクターアークは、前作で「Let It Go」と魔法を解放した後、本作では「呼び声に応えて未知の世界へ向かう(Into the Unknown)」勇気を獲得するまでの精神的な成熟。本作の主題歌『Into the Unknown』は前作の『Let It Go』に並ぶ世界的なヒットとなりました。

アナ(声:クリステン・ベル/日本語版:神田沙也加)

本作の主人公の一人。前作から続投で、本作では姉エルサとの絆をさらに深く描く役どころを担います。彼女の歌唱シーン『The Next Right Thing』は、本作の最も感動的なシーンとして広く認められています。本作はアナ役の神田沙也加(2021年12月逝去)にとって最後の主要なディズニー作品となりました。

クリストフ(声:ジョナサン・グロフ/日本語版:原慎一郎)

前作から続投の青年。本作ではアナへの本格的な求婚を企画していますが、彼の不器用な性格と森の冒険のドタバタが何度も婚約計画を妨害してしまいます。彼の歌唱シーン『Lost in the Woods』は、本作のコメディ要素の中心軸を担います。

オラフ(声:ジョシュ・ガッド/日本語版:武内駿輔)

前作から続投の愛らしい雪だるま。本作では「自分の存在の意味」「永遠について」哲学的な問いを抱える成熟したキャラクターへと進化しました。彼の歌唱シーン『When I Am Older』は、本作の最大のコメディ要素の一つを担います。日本語版では前作のピエール瀧から武内駿輔に交代しました。

イドゥナ女王(声:エヴァン・レイチェル・ウッド/日本語版:)

エルサとアナの母親で、本作で初めて詳しく描かれるキャラクター。彼女は実はノーザルドラー族の出身で、本作の物語の最大の謎の鍵を握る人物。彼女の歌唱シーン『All Is Found』は、本作の冒頭の重要な楽曲として機能します。

アグナル王(声:アルフレッド・モリーナ/日本語版:)

エルサとアナの父親で、前作で命を落とした王。本作の冒頭の前日譚と、本作のクライマックスで重要な役を担います。

マチアス中尉(声:スターリング・K・ブラウン/日本語版:)

アレンデール王国の祖父ルーナード王時代の兵士で、長年魔法の森に閉じ込められていたアレンデール兵士たちのリーダー。

ヨナサン(声:ジェイソン・リッター/日本語版:)/ハニーマレン(声:レイチェル・マシューズ/日本語版:)

ノーザルドラー族の若い男女。一行を魔法の森で迎え入れる役どころ。

ライダー(声:)

白い水の馬(ノック)の精霊で、エルサが北方のアートホヘランを渡るために乗りこなす存在。

ガレ(火の精霊・小さなトカゲのような姿)/ブルーニ

本作のコメディ要素を担う愛らしい火の精霊。エルサとの絆を深め、本作のコメディとファンタジー要素の両方を担います。

スタッフ・キャスト陣

監督はクリス・バックとジェニファー・リーの再共同。前作『アナと雪の女王』(2013年)に続く長編監督2作目で、ジェニファー・リーは本作の制作中にディズニー・アニメーション・スタジオのチーフ・クリエイティブオフィサーに就任しました。彼女はディズニー史上初めての女性CCOとして、本作以降のディズニーの長編アニメーション制作の中心軸を担っています。

脚本はジェニファー・リーのみが手がけました。本作は前作のテーマ「真の愛は家族の絆」を継承しながら、「自分自身の起源を探る」という新しいテーマを追加した形で、長期フランチャイズとしての続編にふさわしい深みを実現しました。

音楽はクリストフ・ベック、楽曲はロバート・ロペスとクリステン・アンダーソン=ロペス夫妻が再び作詞・作曲を担当。彼らは前作の『Let It Go』『Do You Want to Build a Snowman?』『For the First Time in Forever』などの伝説的な楽曲群に続いて、本作のために新しい7つのオリジナル楽曲(『All Is Found』『Some Things Never Change』『Into the Unknown』『When I Am Older』『Lost in the Woods』『Show Yourself』『The Next Right Thing』)を書き下ろしました。

主演キャスト

エルサ役のイディナ・メンゼル、アナ役のクリステン・ベル、クリストフ役のジョナサン・グロフ、オラフ役のジョシュ・ガッドの主要キャストは前作から続投。彼女たちの伝説的な歌声と演技が、本作の最大の魅力を完璧に支えました。

本作の新キャラクターのキャストでは、イドゥナ女王役のエヴァン・レイチェル・ウッド(『ウェスト・ワールド』で広く知られる)、アグナル王役のアルフレッド・モリーナ(『スパイダーマン2』のドクター・オクトパス役で広く知られる)、マチアス中尉役のスターリング・K・ブラウン(『ブラックパンサー』で広く知られる)など、ハリウッドの一流俳優陣が起用されました。

本作の主題歌『Into the Unknown』のオリジナル英語版はイディナ・メンゼルとAURORA(ノルウェーの若手シンガー)の二重唱で、AURORAは本作のために特別に起用された新しい才能。彼女の独特の透明感のある声色が、本作の主題歌の神秘的な雰囲気を完璧に支えました。

日本語吹替版では、前作の主要キャストが全員続投。エルサ役を松たか子、アナ役を神田沙也加(彼女の最後の主要なディズニー作品となりました)、クリストフ役を原慎一郎、オラフ役を武内駿輔(前作のピエール瀧からの交代)が担当しました。

本作のために、ディズニーは46言語での吹替版を制作する記録的な多言語展開を実施しました。各国の歌手・俳優陣が本作の主題歌『Into the Unknown』のローカル版を歌唱し、世界中で本作の音楽性を完璧に届ける結果となりました。

興行収入・話題

興行収入・話題

『アナと雪の女王2』は2019年11月22日に米国で公開されました。米国国内の最終興行収入は約4億7700万米ドル、世界興行収入は累計で約14億5000万米ドルに達しました。これは2019年の世界興行ランキング第3位(『アベンジャーズ/エンドゲーム』『ライオン・キング(実写版)』に次ぐ)、長編アニメーション映画として歴代世界興行収入第1位(公開時点、後に『インクレディブル・ファミリー』『ライオン・キング(実写版)』を超えて、長編アニメーション映画として歴代第2位を保持)という驚異的な記録となりました。

日本では2019年11月22日に米国と同日公開で、配給収入は約75億円、興行収入は約133億円超を記録しています。日本国内でもピクサー作品としては『トイ・ストーリー3』『カールじいさんの空飛ぶ家』を大きく上回る記録的なヒットを達成しました。

本作のサウンドトラックは世界中で記録的な売り上げを達成し、特に主題歌『Into the Unknown』は46言語のローカル版が制作されて、世界中の視聴者を巻き込む大規模な音楽的な現象を起こしました。

評価・受賞歴

第92回アカデミー賞オリジナル主題歌賞(『Into the Unknown』)にノミネート(受賞は『ロケットマン』の『(I'm Gonna)Love Me Again』)。第77回ゴールデングローブ賞アニメーション映画賞、第73回英国アカデミー賞アニメーション映画賞、第47回アニー賞、世界中の主要映画賞で多数のノミネート・受賞を果たしました。

Rotten Tomatoesは77%、Metacriticは64/100の評価スコアを記録。批評集約スコアでは前作『アナと雪の女王』と比較して若干低めの評価ですが、興行的には前作(12億8000万米ドル)を大きく上回る結果を達成しました。本作は前作のヒットを完璧に継承する続編として、ディズニー・アニメーションの2010年代における支配的な地位を完璧に確立する結果となりました。

本作公開後、ディズニーはさらなる続編『アナと雪の女王3』『アナと雪の女王4』の制作を発表しました。これは『アナと雪の女王』が長期にわたるディズニー・アニメーションの最大のフランチャイズとして君臨し続けることを完璧に確約する結果となりました。

ネタバレ

※ここからネタバレを含みます。

クライマックス

物語の終盤、エルサは魔法の森の最深部から、北方の伝説の「アートホヘラン(Ahtohallan、記憶の海)」を一人で渡る決断を下します。アートホヘランの中で、彼女は「すべての過去の記憶を保管する」という驚異的な力を発見し、両親が遺した最後のメッセージと、王国の祖父ルーナード王の真の罪――彼が表向きは平和を象徴するためにダムを建設したが、実は両民族の対立を煽るためにそれを使っていた――を完全に解き明かします。

エルサは凍てつくアートホヘランの最深部で、自分自身の魔法の起源と「第五の精霊」としての真の正体を発見します――彼女は、4つの精霊(風、火、水、土)と、人間(両民族)を結ぶ「橋(第五の精霊)」だったのです。しかし彼女が真実を求めすぎたため、最終的にアートホヘランの深部で凍りついてしまいます。

一方、アレンデール城ではアナがエルサからの最後のメッセージを受け取り、姉が凍りついたことを察知します。アナは深い悲しみと絶望に陥りますが、本作の最大の感動シーン『The Next Right Thing(次に正しいことをする)』を歌いながら、自分自身に「何があっても次に正しいことを一歩ずつする」と諭し、勇敢な行動を始めます。彼女は祖父ルーナード王の罪を償うため、王国を守ってきたダムを破壊する決断を下します。彼女は地の精霊たちを目覚めさせ、ダム破壊への先導を果たします。

結末が示すもの

ダムは破壊され、その瞬間、アレンデール王国全体に大規模な洪水が押し寄せます。しかしエルサは凍結が解け、自分自身の魔法を完璧に取り戻し、王国全体に押し寄せる洪水を全て凍結させて、王国を救います。

両民族の対立は終わり、魔法の森を覆っていた霧は消えます。アレンデール王国とノーザルドラー族の和解が果たされ、エルサは「第五の精霊」として魔法の森に住むことを決断します。アナはアレンデール王国の新しい女王として戴冠し、クリストフからの本格的な求婚を受け入れます。

ラストシーンでは、エルサが魔法の森で第五の精霊として暮らし、アナがアレンデール王国の女王として統治する、それぞれの新しい役割を担う場面が描かれます。それでも姉妹は週末ごとにアレンデール王国で会い続けることが暗示され、家族の絆は永遠に続くことが完璧に示されます。

オラフは本作の途中で精霊の力が弱まった瞬間に一時的に消滅しましたが、エルサの魔法が完全に取り戻された際に再び永久に蘇り、アナのもとで永遠に暮らすことになります。

本作の結末は、「家族の絆は決して消えない」「自分自身の本当の役割を見つけることこそが、人生の最大の意味だ」という、ディズニー作品史上最も成熟したテーマを完璧な形で結実させた、観客に深い感動を手渡す決着として記憶されています。

トリビア

  1. 本作は世界興行収入累計約14億5000万米ドルを記録し、長編アニメーション映画として歴代世界興行収入第1位(公開時点)を更新する結果を残しました。本作の歴代記録は、後に『インクレディブル・ファミリー』『ライオン・キング(実写版)』『インサイド・ヘッド2』などに塗り替えられるまで保持されました。

  2. 本作の主題歌『Into the Unknown』は前作の『Let It Go』に並ぶ世界的な大ヒットを達成しました。本作のために46言語のローカル版が制作され、世界中の視聴者を巻き込む大規模な音楽的な現象を起こしました。

  3. 本作のための新キャラクター・AURORA(ノルウェーの若手シンガー)は、本作の主題歌『Into the Unknown』でオリジナル英語版の二重唱を担当しました。彼女の独特の透明感のある声色が、本作の主題歌の神秘的な雰囲気を完璧に支えました。

  4. 監督ジェニファー・リーは、本作の制作中にディズニー・アニメーション・スタジオのチーフ・クリエイティブオフィサーに就任しました。彼女はディズニー史上初めての女性CCOとして、本作以降のディズニーの長編アニメーション制作の中心軸を担っています。

  5. 日本語吹替版でアナ役を担当した神田沙也加は、本作の収録の2年後の2021年12月に逝去しました。本作は彼女の最後の主要なディズニー作品となり、日本のディズニー作品史を語る上で重要な日本語版となっています。

  6. 本作のオラフ役の日本語吹替は、前作のピエール瀧から武内駿輔に交代しました。これは2019年のピエール瀧の事件以降、ディズニーが日本での声優交代を実施した結果として、最大級のケースとして広く知られています。

  7. 本作はディズニー・アニメーション・スタジオの長編としては、本格的な続編としては前作以来の試みでした。本作の興行的・批評的な成功は、ディズニー・アニメーション・スタジオが「続編もリードできる」ことを完璧に証明し、後の『アナと雪の女王3』『アナと雪の女王4』の制作の発表へと繋がりました。

撮影裏話

撮影の舞台裏

本作の制作は2014年初頭から2019年初秋までの約5年間に及ぶ大規模プロジェクトでした。本作の制作のために、ディズニー・アニメーション・チームは2016年と2018年にノルウェー、アイスランド、フィンランドに実地取材旅行を行いました。本作の魔法の森のデザイン、ノーザルドラー族の文化的なルックス、アートホヘランの神秘的な雰囲気は、これら北欧諸国の実在の風景と先住民族のサーミ族の文化を綿密に観察した結果として再現されました。

ノーザルドラー族のキャラクターデザインは、特にサーミ族(北欧の先住民族)の文化と歴史を尊重するため、ディズニーはサーミ族のコンサルタント陣(International Saami Filmと共同)を正式に招聘して取材・コンサルティングを実施しました。これは長編アニメーション映画として、先住民族の文化を尊重した制作プロセスの代表例として広く認められています。

キャストの準備

エルサ役のイディナ・メンゼルは、本作のために再びディズニー本社のスタジオに何度も通い、彼女の伸びやかな歌声を本作の主題歌『Into the Unknown』に完璧に注ぎ込みました。彼女の歌声は前作の『Let It Go』を越える挑戦として、本作の最大の音楽的見どころを担いました。

本作の新キャラクター・AURORAは、ノルウェーの若手シンガーとして当時知られていた人物。彼女は本作の主題歌『Into the Unknown』のオリジナル英語版の二重唱を担当し、本作の出演を機にハリウッドの代表的なシンガーとして広く知られるようになりました。

日本語版でアナ役を担当した神田沙也加は、本作の収録のために何度もスタジオに通い、彼女の演技と歌唱が前作以上の完璧な出来で完成されました。本作は彼女の最後の主要なディズニー作品となり、彼女の歌声は日本のディズニー作品史上最も愛される事例の一つとして広く認められています。

技術的な挑戦

本作の最大の技術的挑戦は、本作の主要シーン――アートホヘランの神秘的な氷の世界、魔法の森全体を覆う霧、4つの精霊(風、火、水、土)の物理シミュレーション――を、長編アニメーション映画として完璧に動かすことでした。ディズニーの開発チームは、本作のために専用の物理シミュレーションシステムを新規開発し、各精霊が独自の物理特性を持って動く仕組みを実現しました。

また、本作のクライマックス(アナが地の精霊を目覚めさせるシーン)は、長編アニメーション映画として当時最も技術的に挑戦的なシーンの一つとして広く認められています。

公開当時の余話

公開時、本作は前作の社会現象的な成功を完璧に継承し、世界中で家族層と若者層の両方を劇場に呼び込みました。本作のために46言語のローカル版が制作される驚異的な多言語展開は、ディズニーが世界中の視聴者を「家族」として捉える戦略の最大の成功例として、業界全体に大きな影響を与えました。